栃木県大田原市、市野沢の田畑が広がるのどかな場所にLittle Barn Coffee(リトルバーンコーヒー)というお店が2019年7月にオープンしました。日本のケーキ屋やレストランでの勤務の後、パリやオートラリア・メルボルンのカフェでも働いた経歴を持つという女性店主さんが営まれています。
場所・外観

市野沢小学校の近く。ライスラインと呼ばれる道路が付近を通っており田園風景が広がる場所です。鉄道の駅から離れているので車での訪問が便利、駐車場も敷地内に用意されています。(公共交通機関の場合は西那須野駅東口からのバスと徒歩で50分ほどかかります→こちら)

ご自宅の敷地内の納屋をリノベーションしたと思われますが、元・納屋とは分からないおしゃれな外観です。広い軒下空間にテラス席があり、穏やかな天候の時はここでのんびりするのも良いだろうなあ。
隣の民家などとも離れているので開放感も抜群!秋に訪問した時には目の前の畑にはものすごく背の高いトウモロコシが伸びていましたが、数日後に再度訪問した時にはこれがバッサリ刈られていてびっくりしました。10月にトウモロコシ?と思いましたら食用ではなく飼料用とのこと。
店内の様子

女性店主さんに迎えられました。他にお客さんがいないタイミングに許可をいただいて撮影させてもらいました。客席は店内に6卓程度、ナチュラルな雰囲気で女性が好みそうな空間。ふたつの小さなフロアに分かれており、こちら側は壁紙がおしゃれで華やかな印象です。

キッチンがあるフロアにはゆったり座れるソファーや田園風景が眺められる窓向きのカウンターがあったりと、こぢんまりとした空間ながらいろんなタイプの席があって楽しいです。窓から見える緑に癒されるなあ。BGMは雰囲気に合うゆったり系。
メニュー概要
コーヒー豆は熊本の「AND COFFEE ROASTERS」のもので、珈琲の勉強で留学していたオーストラリアで出会ったそうです。外国で日本のロースターの珈琲に出会うって不思議なご縁ですね。
訪問記録
初訪問&2度目(2019.10)

お店のオープンから約4か月後、さわやかな風が吹く秋に初訪問。土曜日の午後だったので混雑しスイーツも売り切れてしまっていたので、甘いコーヒーを注文。この時は友人と訪問したので窓から風景を眺めながら語らいのひとときを過ごしました。

スイーツが食べたくて数日後、ランチ前の早い時間に再訪問。キッチン横のカウンターでいちじくのタルトと珈琲を。カプチーノはラテアートも楽しめ、ビターテイストで私の好み!ちょうどこの日から始まったというケーキセットでお得に楽しめました。

この時に使われていたいちじくはシュガーイチジクというもの。いちじく特有の青くさい風味が少なくてとろける甘さ。タルト生地は焼き強めで香ばしく、クリームとの組み合わせが最高においしかったです。

自然に囲まれたのどかな場所でゆっくりとコーヒーとスイーツを楽しむ・・・やっぱり地方のカフェはロケーションが最高ですね!11時近くになるとランチを食べにきたと思われるお客さんが続々といらっしゃいました。私も今度はランチにも行ってみたいなあ。
3度目の訪問(2022.5)

コロナ禍でなかなか帰省できなかったため久しぶりの訪問。旬のチェリーを使ったパフェとブレンドを注文しました。こちらでは豆らしさが出るコーヒーを目指しているそうなので、苦味より酸味がやや強くフルーティなブレンド。チェリーとの相性も良いように感じました。

パフェはアメリカンチェリーとチョコを合わせ、ブラウニーやムース、バニラアイスなどの構成。他にナッツや固形のホワイトチョコも入っておりザクザクとした食感も楽しい。見た目以上に工夫が凝らされておりおいしかったです。

この日は店主さん不在でランチが無く、スイーツとドリンクでの営業のためのんびり予想とのことで訪問してみました。狙い通りゆっくりした時間が流れており良い時間が過ごせました!季節を変えまた足を運べる日を楽しみにしていよう。
店舗情報
