宇都宮は私がカフェめぐりを始めたばかりのころにあちこち回った、思い入れの深い場所。現在でも福島県の実家に帰省する途中に休憩がてら立ち寄っては、馴染みのあるカフェや新しくオープンしたカフェに行くのを楽しみにしております。
ですが、お昼どきの宇都宮カフェは混むんですよね~。カフェめぐり初期のころはもちろん、今でもかなりの確率で駐車場が満車だったり、店内満席のお店に当たりカフェ難民化してしまうことが多々あります。
今回記事にする フルリール・ベーカリー & カフェ は、ギリギリ難民になるのを回避して訪問できました。2021年3月31日にオープンしたそうです。
場所・外観

場所は宇都宮市の南側に位置する石井町。新国道4号の上り側から少し逸れたところで、近くにはゴルフ練習場があります。店舗付近の道が細いので運転お気をつけて。瓦屋根の一軒家を改装したお店です。
駐車場は店舗前に5台分くらいありますが、限りがあるのでグループの方は1台に乗り合わせて訪問を。公共交通機関を利用する場合はJR宇都宮駅からバス利用で30分ほどかかります(最寄りのバス停から徒歩10分)。
店内の様子
ランチのピーク時間からずらしたおかげで、無事に車を停められ最初の関門は突破。さっそく入店すると女性のスタッフさんに迎えられ、注文しようとレジに向かうと「ランチが売り切れてしまったんです」との悲しいお知らせ。
あぁ、こういうリスクもあったか~と少しショックを受けていると、キッチンに確認に行ってくださり「キッシュとスープはまだあるのでそれで良ければ」とのお言葉を頂戴しました!ありがたい。なんとかランチ難民を回避できました。

店内は灰色と天然木の温かみが調和したおしゃれな空間。パン等の販売も行っており、棚にはおいしそうなパンが並んでいました。妙な位置に柱があったりするのは元の民家の名残ですね。造り的に外せない柱なのでしょう。

店内の客席はテーブルが大小合わせて3卓、客席数で言えば7つと少なめ。このほかに外のテラス席が3卓あるので、そちらも合わせれば6~7組は利用できそうです(風が強い時などはテラスが利用できなくなります)。

いろんな場所にお花が飾られて華やかさが加わり、上品なかわいらしさを感じました。この時のBGMはゆったりとした音楽。
メニュー概要
11時半から注文可能になるランチの他、スープ単品の設定もありました。おそらくショーケースに並んでいたパンにスープを追加して楽しむこともできるのではと思われます。コーヒーは同じ宇都宮の「チバコーヒー」(サイト)と那須町の「カフェ ラ ディトンツ」(サイト)の豆を使用しています。ドリンクはテイクアウト可能(ケーキはスタッフさんにご相談とのこと)。

入店時にお話しした通り正規のランチが売り切れていたため、用意できるものでと提供してくださったのがこちら(要するにお肉のおかずが無い)。お肉が無いぶん、通常なら1種類選ぶパンを数種類付けてくださいました。
パンはふかふか、粉の甘みや香ばしさが楽しめてどれも好みでした!

キッシュは生地が薄くフィリングが厚めで、個人的に好みのタイプ。塩気はそれほど強くないので、じゃがいもやベーコンの味が良く味わえました。

スープはおそらくとうもろこしのポタージュだと思いますが、濃厚でこれまたおいしい~。カリカリのラスクの香ばしさも合いますね。

ドリンクはランチのセット内容に含まれています。スイーツを食べない分、甘いドリンクにしようとカシスソーダに。窓際は良く日差しが入り暑いくらいだったので、ソーダがよりおいしく感じられました。

スタッフさんのご配慮に感謝感謝。おかげさまで宇都宮でランチをする数少ない機会を生かすことができました。この訪問時は15時近くに大半のお客さんがお帰りでしたので、ゆったり時間を過ごすことを重視するなら売り切れ覚悟で遅い時間に訪問してみても良いかもしれません。
パンの購入やドリンクのテイクアウトでも利用できるので、新国道4号を利用する場合にちょっと立ち寄るのも良さそうだ。ぜひまたこの場所にふらりと足を運びたいと思います。
店舗情報
