田無駅から徒歩圏内の場所に木曜日だけカフェをオープンするお店があり気になっていました。お店の名前はjiccai(じっかい)。
もともとchitosaji(ちとさじ)として焼き菓子の製造販売をされている店主さんのアトリエ兼カフェ。2018年12月から木曜日だけオープンしています。
場所・外観
田無駅から徒歩6分ほど、ビルの10階にあるのが店名の由来のひとつだそうです(ビル全景の写真を撮るのを忘れてしまいました)。
最初は気づきませんでしたが交差点近くのビルの看板を良く見たら、10階のところにスプーンがさりげなく飾ってあり “jicccai” の文字を発見。通りかかっただけではカフェとは気づかない隠れ家的なお店ですね。エレベーターで一気に上がりました。
おそらくここだろうという場所に着きましたが確信が持てない・・・。ドアは開いていたのでおそるおそる覗いてみることに。するとすぐに店員さんが迎えてくださったのでホッとしました。
店内の様子
靴を脱いであがります。お好きな席へどうぞと案内がありましたが、すでにほとんどの席が埋まっていましたので1人用のテーブル席へ。窓際の席からはおそらく10階ならではの眺望が楽しめるのでは。写真は許可をいただき自分の席の周りだけ少し撮らせてもらいました。
白い空間にアンティーク物が多く使われる店内。私も大好きな組み合わせ。テイクアウト用の焼き菓子のほか、作家さんの素敵な作品が展示販売されています。さりげないツリーもかわいい。
ヘリンボーン柄の綺麗な床。空間のほとんどは店主さんのDIYによるものだそうなのでこの床もそうなのかな?落ち着いてゆっくりお茶を楽しめる素敵な空間ですね。BGMはギターのような弦楽器の曲でした。
メニュー概要
スコーンも気になりましたが“バーコード”と名前が付いたプリンが気になって注文しました。登場したプリンは確かに名前通りの模様!波型のナイフで切ったところにカラメルが流れ込んでこうなるのですね。面白い。
プリンは少し柔らかめでミルクのやさしい風味。カラメルはかかっていますが追いカラメルが付いているのはナイスです!ミルクの甘さとカラメルのほろ苦さが合ってたまらなくおいしい。ミルク感の強いプリンの方が好みなのでうれしいです。
これまた初めて遭遇した名前の飲み物。ジャンジャンブルとはフランス語でしょうがのことだそうで、つまり自家製のしょうが湯。しょうが風味がしっかり濃く、スパイスも入っていると思われますがおいしい。身体がぽかぽかしてきました。
店主さんは主に調理に携わられており、おそらくお母さまと思われる女性が接客してくださいましたが、とても丁寧でお気遣いも素敵で。心地よい時間を過ごすことができました。つい時間の経過を忘れてしまうような・・・。とはいえその後もお客様がいらっしゃっている様子でしたので適度な時間でお店を後にしました。