池袋と埼玉県寄居町を結ぶ東武東上線。下赤塚駅北口を出たところにある商店街にNP(エヌピー)というパンケーキとスコーンのお店が2022年2月5日にオープンしました。
場所・外観
下赤塚駅北口を出るとすぐに赤塚壱番街という名前が入った緑色のアーチに迎えられます。レトロな雰囲気の漂う商店街を歩くとすぐ、100円ショップの向かい側にありました。中指と薬指を折るポーズに「NP」と大きく書かれたエントランスが特徴的。
道幅の狭い商店街のため、店前まで車で行くのはおすすめできません(歩行者専用道路になる時間帯もあり)ので、電車での訪問がおすすめ。間口が狭く店前に自転車を置くスペースが無さそうに感じましたので、自転車利用の方も注意してください。
店内の様子
女性店主さんがおひとりで営業、先に注文と会計を済ませるスタイルでした。注文を済ませたあと許可をいただき少し撮影を。壁沿いのベンチシートに小さなテーブルが3つ置かれたとてもコンパクトなお店です。
基本的に白く塗られた空間ですが逆サイドは塗装無し、もともとのコンクリートブロックを生かす大胆な内装。傍らには同級生の皆さんからの開店祝いと思われる胡蝶蘭が飾られており、近くの中学校の名前が入っていたので店主さんも地元の方なんだろうな~と推測しました。この時はBGMは無し。
メニュー概要
パンケーキとスコーンのお店らしくシンプルなメニュー構成。日替わりスコーンの種類はお店のインスタグラムのストーリーで紹介されているので気になる場合はチェックしてみてください(記事の最後にリンク張っておきます)。
パンケーキを2枚で注文。ドリンクは暑くなってきたのでアイスコーヒーにしましたが、酸味が無く苦みが際立つ王道タイプでした。
パンケーキはメレンゲのふわふわ感を生かしたタイプなので、厚みはありますが軽く食べられます。星形のバターが付いてかわいいですね。トッピングは特にしなかったのですが、もうちょっと甘みがあった方が個人的には良かったので次に食べる時にはメープルシロップとバナナでもトッピングしようかなと思いました。
コーヒースタンドのようなコンパクトな空間で、パンケーキが気軽に食べられるという面白いお店。一緒になったお客さんが店主さんと顔なじみの方だったようで私はあまりお話を伺えなかったのですが、退店時に「NP」という店名についてだけお尋ねせてもらいましたら 「店主さんの名字 + パンケーキ」 なんですよと快く答えてくださいました(お店のインスタを拝見したら、店主さんの大好きなRIP SLYMEの曲名でもあるらしい)。テイクアウトもできるので、お近くの方は商店街のお買い物ついでにおやつを買いに行くという使い方もできそうですね。店主さんの人脈もあり、早くもこの場所に定着している様子が窺えた小さなパンケーキカフェでした。
スコーンも気になったので2種類をテイクアウト。やや大きめ、生地に甘さがあまり無いタイプなのでいちごの甘酸っぱさやハムオニオンの旨味が際立ちます。私は家でスコーンを食べる時はたいていそのまま食べちゃいますが、このスコーンにはクリームをプラスして食べるのが合いそうだなと思いました。