郡山市の北部、日和田町。本宮市との境にあり、近くを五百川が流れる自然豊かな住宅地にあるカフェ sugar(シュガー)へ。
福島県内のイベントや、吉祥寺にある曜日替わりコーヒースタンド「CAFETELIER」(カフェトリエ)で月2回お菓子を販売するなど、店舗を持たないお菓子屋として活動していた店主さん。出身地である福島県に戻って、2023年6月18日に実店舗をオープンされました。
場所・外観

郡山市街地から離れ、もうすぐ本宮市というところまで北上。県道355号(旧国道)沿いの住宅地、カーブの近くに緑の看板を見つけました。

青い看板で「Open」「Close」の案内が大きく掲げられるので、営業状況が分かりやすくて良いですね! 駐車場は敷地に入ってすぐと、建物をくぐった先にもあります。

こちらがくぐった先の駐車場。さらに奥にある上り坂は裏手にある神社の駐車場へと続いていて、大きな車の場合はそちらに停めても良いそうです。(詳しくはお店のインスタグラムを参照)
車で訪れるのが便利ですが、最寄りのJR五百川駅から徒歩20分ほどの距離なので、公共交通機関の利用でもなんとか訪問可能な範囲だと思います。

灰色に木のドアが素敵なエントランス。通りからは見えない奥ゆかしさがなんとも良い感じ。さっそくドアを開けてみました。
店内の様子
入店したのはオープン時間から15分ほど経ったころで、女性の店主さんに迎えられました。しかし店内はすでにお客さんでいっぱい!
ああ、満席かなぁ・・・と残念な気分になりましたが、カウンターが1席だけ空いており案内してもらえてほっとしました。 先客の方々も私が座りやすいようにスペース作ってくださってありがたかったな~。

店内の写真は許可をいただき、先客の皆さんがお帰りになってから撮影しました。テーブルはこのひとつだけなので、基本的に少人数向けのお店ですね。
(店内が狭いため、未就学児やベビーカーを伴っての入店は不可だそうです)

壁や窓向きのカウンターが5席と、キッチン前にもカウンターが2席ありました。白やライトグレーの淡い色が基調の店内で、一番奥の壁だけが何故か鮮やかなピンク色なのが印象的。(ピンクがお好きなんだろうか)
BGMは小さくてよく聞こえませんでしたが洋楽かな? スタイリッシュな雰囲気の音楽と思われました。
メニュー概要
基本的にはスイーツとドリンクを楽しむラインナップ。スイーツは定番と内容が変わる気まぐれのものがあるので、何度来ても楽しめそうです(スイーツはドリンクと合わせて注文必要)。
ドリンクメニューはシンプル。コーヒーは同じ日和田の「ROAST BLUES」(インスタグラム)の豆を使用しています。
1種類だけですが軽食があるので、スイーツと併せてランチ代わりに楽しむのも良さそうですね。(軽食の内容は不定期に変わります。詳細はお店のインスタグラムを参照)

私の大好きなスイーツのひとつ、タルトタタンがあったので迷わず注文。フルーツとクリーム、アイスクリームが添えられ豪華です。
ドリンクはブレンドコーヒーにしましたがまろやかな苦味、しかもすっと引くので後味さわやか。鼻に抜ける香りも良くておいしかったです。

タルトタタンは適度に食感を残しながらも、ほろ苦いカラメルが果肉の中にしっかりしみ込んでいて、甘さや酸味とのバランスが絶妙。これはおいしいな~。クリームやアイスと食べてもまた良し。
そして土台の練りパイ? には塩気がけっこう効いている。タタンの甘さとの対比があって個人的に好きでした。

先客の方々は年齢層もさまざま、しかも店主さんと顔なじみの常連さんばかりのようでした。でも先述した通り私が座れるようにずれてくださって、福島の人の温かさがうれしかったな~。オープン直後にほぼ満席になりお忙しい中、ひざ掛けを勧めてくださるなど店主さんにもお気遣いいただき、居心地が良かったです。
一見の私にとっても常連さん含めお店トータルで感じが良く、タルトタタンとコーヒーもおいしくて。年末帰省でのカフェ時間がとても良いものとなり、ハッピーな気分で帰路に着きました。
郡山と本宮の境にあるので県南の我が実家から行くにはちょっと遠いのですが、折を見てぜひ再訪したいなあと思います。
店舗情報
