隅田公園東側、向島エリアに通年でイートンメス(フルーツや生クリーム、アイスを混ぜて食べるイギリス発祥のスイーツ)が楽しめるカフェ、ADAGIO CAFE(アダジオカフェ)が2020年8月13日にオープンしました。このカフェより少し前に開業した東京ミズマチからも近い場所です。
場所・外観
最寄り駅は都営浅草線の本所吾妻橋か東武線の東京スカイツリー駅で、どちらも徒歩5分くらい。隅田公園東側(浅草の対岸の方)からも近く、三ツ目通りという広い道路沿いにあるので見つけやすいです。もともとは工場として使われていたというビルの1階をリノベーション。テイクアウト用の注文窓があるのでペット連れの方も利用しやすいかと。
店内の様子
女性スタッフさんが迎えてくださいました。席に着きメニューを決めてからレジにて注文と会計を先に済ませるスタイル。許可をいただき空いているところを撮影させてもらいました。元工場ならではの高い天井を持つ白基調の空間、キッチン後ろの黒いレンガ調の壁がおしゃれ。客席は大きなテーブルひとつと2人用テーブル席4卓。
さらにこの画像の左側に黒いドアで仕切られたフロアがあり、ホワイトボードがあるのが見えたので何だろう?と思いましたがコワーキングスペースとしても利用できるそうです。(この日は土曜日だったこともあるのか、後から来たお客さんに客席として開放していました)
通り側の窓がフルオープンできる構造になっており、通気性も抜群。コロナ禍以後にリノベーション工事をされているので換気のことを考えてこの造りにされたのかなあ。ちょうど信号交差点のところにお店があるので車の音もかなり響いてきますが、このカフェの個性ということで。この時のBGMは洋楽。
メニュー概要
通年提供されるイートンメスは旬の果物を使うので種類は変わります。イートンメス以外のスイーツも充実。土日祝日のみ登場する限定パスタやパエリアもあるようです。
訪問時には桃、シャインマスカット、いちじくと3種類のイートンメスがありましたがそろそろ食べ納めのタイミングだった桃にしました。平皿で出されることが多いイートンメスですが、こちらではまるでパフェのように盛り付けられて登場。桃はひとつ分使っているそうです。飲み物は水出しコーヒーですっきりと。酸味と苦味どちらも楽しめるタイプでした。
構成は桃のほかにメレンゲ・クリームチーズアイス・生クリーム・ヨーグルトパンナコッタでどれも手作りだそう。このパフェのような盛り付けですとイートンメス本来の混ぜて食べるというのは難しいけれど、ひとつひとつがおいしいので無理に混ぜずにそれぞれの味を楽しむのも良いかな。
女性スタッフさんの笑顔が素敵な接客も良かったしお店のインテリアもなかなか好み。こだわりのイートンメスはさすがのお値段ですが、季節ごとに違う食材で登場しているので機会があれば他のも食べてみたいですね。イートンメス以外のスイーツなら普段使いにも良さそうな価格帯かと思います。テイクアウトして近くの隅田公園で楽しむのも天気が良ければ最高だろうなあ。
東京ミズマチやスカイツリー、隅田公園東側の方へお出かけした際の一休みスポットとしてもおすすめです。