板橋区大山に、新しいカフェがオープンするとの情報をキャッチしたので行ってみました。
店名は 家具と古道具と珈琲 。

オープン日は2024年12月21日。本オープンにさきがけて行われていたプレオープンに訪問してみました。
場所・外観

お店の住所は板橋区中丸町。川越街道(国道254号)の中丸町交差点から少し逸れたところにあります。東武東上線の大山駅から徒歩8分ほど。
もとは町工場だったという築50年ほどの建物をリノベーションしたそうです。

カフェは2階なので階段で上がります。初めてのお店はどんな場所か楽しみでワクワクしちゃいますね~。
2階のドアを開けると、雰囲気柔らかな男女の店員さんに迎えられました(ご夫婦かな?)
正面にキッチンカウンターがあり「ORDER HERE」と書かれた場所で、注文と会計を先に済ませます。
店内の様子

許可をいただき、店内を撮影させてもらいました。
白い空間に2人用のテーブル席が並べられた、シンプルな美しさが感じられる空間。

前述のとおり入店は2人まで。客席は2人テーブルが4卓と、ひとりで利用しやすいカウンター等が3席ほどありました。
空間の広さに対し、ゆったりした間隔で客席が置かれているのが良いですね! 圧迫感なくゆっくりコーヒーが楽しめそう。

大きくて座りやすそうな椅子の窓際カウンター、そして籠のようなハンギングチェア席など! ひとり用の席にもバリエーションがあるのは、ひとりカフェを好む者としてうれしいポイント。
また梁などがむき出しになった天井も、古い木造建物という個性を生かしていて味がありました。
この時のBGMはボサノバのような、ゆったりした音楽。

家具がどれもおしゃれだなぁと~感じましたが、それもそのはず。
このお店を営むのは、今年で20周年を迎えたオーダー家具工房「AS.CRAFT FURNITURE」でした。工房は曲がり角を隔てて、2軒隣にあります。

カフェを利用することによって、こだわって造られた家具の使用感を確かめられるのが良いですね! 家具オーダーの相談等も気軽にできそうです。
このレトロかわいい座面の椅子とか、パッチワークのように板を張り合わせたテーブルとか、個人的に好みだなぁ~。

また、キッチン前には古道具のスペースもあります。こちらは本オープンから販売スタートとのことでした。
メニュー概要

トーストと、コーヒー中心のドリンクでの営業。コーヒーはサイフォン式と書いてありましたのでエスプレッソマシンのメニューは無かったです。
プレオープンでの訪問でしたので、今後メニューが変わっていく可能性がありそう。最新の情報はお店のインスタグラム等でチェックしてみてください。

歩いてきて暑かったので、冷たいドリンクから水出しアイスコーヒーを選びました。(プレオープン100円引きで550円)
豆は中煎りくらいとのこと。水出しならではのクリアな味、程良い苦さですっきり飲めました。

フードはハニーチーズトーストを。(プレオープン100円引きで670円)
厚めのパンに旨味の強いチーズ、そこにはちみつをとろ~り。甘じょっぱいのがお好きでしたら間違いないやつです。ブラックペッパーのアクセントも合う。
パン自体もふかふかでおいしかったし、焼き具合も好みでした。(どのメーカーのトースターなのか聞けばよかった)

訪れたのはだんだんと暗くなっていく時間帯。照明の光がより映えるようになった店内の雰囲気も素敵でした。
空調や提供品の味などの感想を尋ねられることもあり。本オープンに向けての調整をされている様子でした。
ご主人にお話を伺ったところ、2軒隣にある家具工房のショールームは事前予約制だったそうです。
このカフェをオープンすることにより、コーヒーを飲みながら家具オーダーについての相談も気軽にできる、とっかかりの場所にしたいとおっしゃっていました。なるほど~。
オーダー家具とカフェの組み合わせ、きっと素敵なお店になるでしょうね。また訪れる時を楽しみにしております。
店舗情報
