「図書喫茶カンタカ」を訪問したのがきっかけで私の行動範囲となった東京都東村山市。素敵なお店が次々とオープンしており開拓も楽しいです。今回は2020年3月8日にオープンしたkitchen neco(キッチン ネコ)へ行ってみました。奥さまおひとりでスイーツのテイクアウト営業という形でオープンし、ご主人とふたりで営業するようになりランチがスタート。現在ではスイーツのテイクアウト、予約制のランチ、ランチ後にフリーで入店できるカフェタイムとそれぞれ楽しめるお店になっています。
場所・外観
スーパーやドラッグストアなどが集まる「ラーレ東村山」の向かい側、住宅地に溶け込むようにありました。車で行く場合はお店専用の駐車場は無さそうなので近くのコインパーキング等へ。公共交通機関の場合は東村山駅東口から徒歩10分強ほどの距離です。店名入りのひさしがかわいらしい白い一軒家。
店内の様子
やわらかな雰囲気のご夫婦が営業しています。許可をいただいてランチ利用の先客がお帰りになったあとに撮影。テーブルふたつと小上がり席ひとつ、カウンター2席程度のこぢんまりとしたイートインスペース。シンプル・ナチュラルな空間でゆっくり食事が楽しめそうです。
カウンター上にはお酒の瓶がたくさん並べられていました。ご主人はフレンチ業界のご出身で、レストランさながらの料理を提供されています。スイーツ担当の奥さまも都内のホテルやレストランで勤務された経歴をお持ちで、ご夫妻が同じお店で働いていたことがあるのだそうです。カフェのようなかわいらしい雰囲気のお店で本格派の料理やスイーツが楽しめるとなれば、やはり人気も出るというものですね~。BGMは洋楽など。
メニュー概要
ランチは事前予約制。14時半以降のカフェタイムは予約無しで利用できますが、ランチのお客さんが退店し空席ができ次第入店となるそうです。店内利用の他、テイクアウトできるショーケース内のスイーツも10種類以上あり充実しています。ランチの予約方法など最新の情報はお店のインスタグラムを確認してください。
2種類あったイートイン専用スイーツからルバーブのブリュレ(ミルクジェラート付き)を注文。ジェラートに気になるフレーバーがあったので追加して2種盛りになりました。ミルクはすっきりとシンプルにおいしく、追加したココナッツライチはまずライチの香りが鼻に抜け、その後でココナッツのまったりした味がやってくる。他店では見かけたことのないフレーバーで新鮮でした。
ブリュレは表面がしっかりキャラメリゼされプリンより濃厚。ご主人が「底にジャムがあるので下からすくって食べてください」とおすすめくださったので一緒に食べてみると、ルバーブジャムの甘さや酸味ともうまくマッチしてとてもおいしかったです。
ドリンクはアイスティーを。店名にもあるネコのイラスト入りグラスで提供され思わずニッコリ。駅の方から歩いてきたため暑かったのでゴクゴク飲んでしまいました。
スイーツもおいしかったのですが、ご夫妻のお人柄が素敵でにこやかに接客してくださり、心が温まりました。いつかランチにも行ってみたいなと思うけれど、ひと月以上前から予約が埋まるという激戦では、まあ無理だなあ・・・。おそらくリピーターさんも多いのでしょうね。また機会を作ってカフェタイムに訪問したいと思います。
店舗情報
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