東京都東村山市秋津、埼玉県所沢市との県境付近に図書喫茶カンタカというお店が2020年12月15日にオープンしました。店名はとなりのトトロに出てくる寛太と、もののけ姫の主人公であるアシタカを組み合わせた造語だそうです。
場所・外観

旧所沢街道沿い。住所こそ東村山市ですが、最寄り駅は所沢で徒歩15分弱というところでしょうか。新秋津駅からもなんとか徒歩圏内かな。ドラックストア横の道を入ると35台ほど停められる大きな駐車場があるので、車での訪問も便利。

3か月後に再訪。分かりにくかった看板が新しくなっていました!

和食系居酒屋が入っていたらしい、だいぶ大きな2階建てのテナントを改装しています。入口がふたつあり、街道沿いからも駐車場側からも入れるようになっています。駐車場側の入口にはスロープも設置してありました。
店内の様子

入店するとまず素敵なディスプレイの物販コーナーになっていました。その先にあるのが川をイメージしたという流線形の注文カウンター。スタッフさんがにこやかに迎えてくださいまして、まず注文と会計を済ませるスタイル。

品物を待っている間、許可をいただき客席を撮影させてもらいました。さすが図書喫茶、背の高い本棚にぎっしりと本が並んでいます!オーナーさん所有の本だそうで、喫茶の利用者は自由に読むことができます。さまざまなジャンルの本があるので読みたくなるような一冊にきっと出会えるはず。ふんだんに使われている杉材は、一般的な杉材よりも強度が高い西川材という埼玉県南西部で採れるものだそうです。

絵本コーナーは表紙のイラストが良く見えるようなディスプレイになっており、興味を惹かれますね。本が読める年齢のお子さんも楽しめそう。

客席がまた素敵で、武蔵野の雑木林や近くを流れる柳瀬川をイメージした非常に温かみがある空間。20卓ほどありそうなテーブルはどれも形が違っており、滑らかな曲線が優しげな雰囲気。窓際にはカウンター席もあります。これだけ大きなの規模での徹底した空間作りに感激してしまいました!東京都内でこんなお店にはなかなか出会えないだろうな・・・。BGMは優雅な雰囲気のゆったり曲。

再訪時には2階も拝見しました。客席として利用できる他、多目的スペースとして貸し出しも行っているそうです。
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