中通り南部にある浅川町。毎年8月16日には、福島県内で最古から続くという花火大会が催される街です。
今回訪れたのは、カフェを併設するパティスリー にじいろお菓子店。
オープンしたのは2020年10月14日。2022年9月ごろからは「nijiilo cafe」(にじいろカフェ)と併せて営業しています。
場所・外観

国道118号から少し逸れ、住宅や店舗が混じり合うエリアにありました。道路沿いに看板があるので見つけやすいと思います。
ステンドグラスが入った、素敵なドアが迎えてくれます。


駐車場はお店の前に7台分あり。グループで1台に乗り合わせた方が無難でしょう。
公共交通機関を利用する場合は、JR水郡線の磐城浅川駅から徒歩7分ほどです。
店内の様子
入店するとパティスリーになっており、正面のショーケースには可愛らしくおいしそうなケーキが並んでいます。
カフェを利用する場合は、スタッフさんにその旨を伝えますと、パティスリーの奥へと案内されました。

注文を済ませてから、許可をいただいてカフェ店内を撮影させてもらいました。
ダークブルーやグレーが基調で、おしゃれだけれども落ち着きある空間。
客席はテーブルが3卓と、横並びの2人席が2か所。最大で5組が利用できるようになっています。
仕切りや衝立が多く設置されているので、客同士の目線が合いづらく、半個室のようなプライベート感あり。

大人っぽい可愛らしさで、個人的になかなか好みな雰囲気。木の温かみも効果的に使われています。
勝手ながら、もっとキラキラの可愛らしさ全開なお店を想像していたので、落ち着きもあってちょうど良い感じだなぁ~と気分が上がっちゃいました。
BGMは音量がやや大きめのジャズ等でした。
メニュー概要

軽食が少しありますが、基本的にはスイーツとドリンクを楽しむお店と考えて良さそう(ワンドリンク制)。
ドリンクは種類豊富。ドリンクとスイーツを兼ねたような「飲むスイーツ」など、オリジナルのドリンクが魅力的でした。

にじいろパフェをドリンク付で注文(2200円)。
この時のパフェは苺とプリン。いちごの他にも、いろんな焼き菓子やクリームなどがきれいに盛り付けられ、華やか。
ドリンクは福島ブレンドをチョイス。福島のフルーツをイメージして焙煎されたそうで、軽やかな酸味があって香りも良かったです。

ん、パフェに何か刺さっている?
運んできてくれた店員さんから「カラメルはお好きなタイミングで使用してください」と説明があり。へ~と感心しちゃいました。
さっそく食べ進めますと、まずいちごのメレンゲがおいし~い!
そしていちごにシュー生地とカスタードと生クリーム。まるでいちごのシュークリームを食べているかのよう。
中盤にアイスがきて・・・その下にプリンがいた!よし、このあたりだなとカラメル投入。終盤はビスキュイジョコンドとグラノーラで、香ばしく締め。
いや~しっかりずっしり、食べ応えのあるパフェでした。
クリームや焼き菓子がたっぷりで、比較的重めの構成でしたので、素晴らしくコーヒーと合いました。

このお店の名前の由来は「虹を見たときのようなワクワクで幸せな気持ちをケーキで表現して、お客様に感じて欲しい」ということだそう。
パフェからもそんな想いが感じとれ、さすがお菓子屋さんというバラエティー豊かな構成で大満足でした。
この日はあいにくの雨。ですが雨のしっとり感もこのお店に似合っていて、良い雰囲気でした。ぜひ他のスイーツも味わいに、また訪れてみたいと思います。
店舗情報

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