福島の桃は伊達市や桑折町など、主要な産地は県北に多いので、県南から行こうと思ったら遠くてなかなか大変。ですが県南にも桃を作っているところはありまして。
中通り南部、石川町の「大野農園」は Orageno(オラゲーノ)という、ショップ&カフェ形式で営業しているので気軽に利用できそう! ということで行ってみました。
場所・外観

県道11号(白河石川線)から少しだけ逸れたところにあります。案内の看板やのぼり旗などが多く出ているので、見つけやすかったです。
駐車場は敷地内にあるので、車で訪問するのが便利です。新白河駅~石川間のバス路線からも近いので、バスでの訪問も可能ではあります。
(最寄りの「赤羽」バス停から徒歩2分ほど。例によって本数は少ないのでご注意を【土日祝の時刻表】)

正面の大きな白いテントがショップ&カフェ。農園カフェらしくて良い感じですね~。
オラゲーノはキッチンカーでの営業からスタートし、このショップ&カフェは2018年2月25日にグランドオープンしたのだとか。

おしゃれなのれんが掛かったドアを開けて中へ入ります。
ちなみにオラゲーノというのは、方言で おらげの=自分のところの という意味。“うちの自慢の農作物を食べて” というような思いが込められているそうです。
店内の様子

入店すると、おいしそうな桃などのショップコーナーと、黒のキッチンスペースが目に飛び込んできました!
カフェ利用の場合は、まず注文と会計を先に済ませます。女性スタッフさんが対応してくださいましたが、感じの良い接客◎

カフェスペースはこのような感じで、テーブルが6卓ほどありました。シンプルで、どなたも気軽に利用できる雰囲気だと思います。この時のBGMは洋楽。

また外にテラス席もあるので、けっこう使い勝手の良いお店だと思います(真夏の日中はさすがに暑そうですけどね)。
メニュー概要

フードやスイーツは基本的に土日祝日のみ提供。平日はほぼドリンクのみとなっているようでしたので、ご注意ください。
(お盆など特別にフード類を提供する期間もあるので、お店のSNS等でチェックを)

桃を使ったピザと迷いましたが、今回は桃氷に決めました!
凍らせた桃を削っているので、贅沢な桃シャーベットのような味わいでおいし~い。かけられた練乳が甘さのアクセントになります。

底の方まで食べ進めていくと、桃のコンポートとバニラアイスが入っていました! 味に変化が付いて良いですね。
なかなかボリュームもあるし、生の桃とはまた違った味わいで、暑い夏にぴったりの良きメニューだと思います!

ショップスペースでは、桃の販売はもちろん、桃や梨、りんごなどを使った製品がいろいろ販売されています。パッケージデザインが全体的にかわいらしく◎
白河市街地から車で30分ほどの場所ですし、おみやげを購入するスポットとしてもおすすめです。(ラーメンを食べた後に寄るのも良さそう!)

福島桃の代表品種あかつきと、桃を使ったかわいいプリンを購入しました。(まどかを1つ、おまけにいただきました)
桃は実家で家族と一緒に食べましたら、真っ赤に色づいた果肉にびっくり、甘くておいしかった~。福島県北まで行かずとも、おいしい桃が味わえるスポットに出会えてうれしいなあ。
桃のシーズンが終わっても、梨やぶどう、りんごと楽しみが続いていくようですよ。東京方面からもアクセスしやすい、福島県南の農園カフェでした。
店舗情報

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