郡山市菜根で12年以上営業していた「Cafe Blanc.」が移転。2023年7月12日、patisserie cafe Blanc.(パティスリーカフェ ブラン)として新天地でグランドオープンしました。おめでとうございます!
フランス語で “白” を意味するブラン。新しいお店はどんな風になったのかな? と、楽しみに伺ってみました。
場所・外観

移転先は郡山市大槻町針生北、以前の店舗から2キロ程度のお引越し。ご両親のお店があった土地を受け継ぎ、新しく店舗を建てられました。アーチがこだわりのポイントだという外観からもう素敵。工事の様子はお店のSNSに載っているので、興味がある方はご覧になってみてください。

駐車場はお店の前にあるので自家用車での訪問が便利ですが、台数に限りがあるのでグループで1台に乗り合わせをお願いしています(この時は満車で入れず、そのままお帰りになる方々も居られたくらい。私はギリギリセーフでした)
公共交通機関で訪問する場合は、鉄道の駅からは離れた場所なのでバス利用がおすすめ。郡山駅前からバスに乗り「針生ヶ丘病院前」バス停で下車、徒歩3~4分で到着できそうです【福島交通の時刻表(祝休日)】。
店内の様子
ドアを開けると目に飛び込んできたのは、美しいケーキが並ぶショーケース。以前の店舗もおしゃれでしたが、天井が高くなって広さもゆったり。ゆっくりとスイーツを選ぶことができそうです。

さて、私はカフェ利用希望でしたので左側の方に視線を向けると、お客さんがいっぱい。そしてこのような端末が置いてありました。カフェが満席の場合はここで整理券を受け取り、店の外で待つシステムになっていました(店内には待つスペースがほとんど無かったです)。
車を停めた時、車内にいらっしゃるお客さんが多いなとは思ったのですけど、カフェの順番待ちで待機されていたのですね・・・。

発見した整理券のQRコードをお手持ちのスマホで読み込むと、待ち組数と時間が表示されます。順番が近くなったら店内で待機というしくみになっていました。
待ち時間の方はあくまで目安なので、お客さんの入れ替わりが多ければ早く案内される可能性があります。となると時間が読めずお店を離れるのはむずかしいと判断して、私も駐車場に停めた車内で待ちました。結果的には当初表示された目安時間より早く入店できたので良かったです。

一番手前の席に案内されました。写真撮影は許可いただけましたが常に満席だったため、前の壁くらいしか撮れず。この壁の向こうがパティスリーです。アンティークやドライフラワーなどが飾られて相変わらずおしゃれ。
移転前のカフェ店内は白基調で明るかったですが、新しくなったカフェスペースは茶色など落ち着いた色調でまとめられ、全体的にシックで大人っぽい空間になったように感じました。テーブルはざっと見た感じ9卓ほど、2人席から4人席までいろいろありそう。BGMにもシックな雰囲気の曲が流れていました。

スタッフさんも丁寧に案内、カトラリー等をセッティングしてくださいました。高級感、特別感がありますね~。
メニュー概要
メニュー数はかなり多く、パンの種類もいろいろ。スイーツはデセール5種類のほかに、ショーケースのプチガトーも食べられるようです。ドリンクは紅茶の種類が多かったように記憶しています。

オリジナルドリンクに惹かれましたので、清涼感を求めてグレープフルーツ&ジャスミンにしてみました。
粒々がたっぷり、なんとナタデココも入っていたのがうれしい。大きめのストローなので吸い込みもバッチリ。しっかり甘さもありますが、ジャスミンの香りがすっと鼻に抜けてさわやか。おいしかったです。

カフェブランの夏といえば・・・やはりこのピーチメルバ! 写真を見返したら2019年に食べて以来、4年ぶりのメルバでした。今年から? 盛り付けるグラスが変わったんですね~。この方が食べやすくて良いかも。

赤く染まった桃はもちろん福島産、軽い煮込みのコンポートでゴロゴロ入っています。ラズベリーのソルベ、バニラアイス、生クリーム、香ばしいパイ生地のアクセント。ブランのピーチメルバを象徴するまあるい飴菓子(まんまるこ)は、崩して甘さをプラスしながらいただきます。
桃にラズベリーやカシスの風味がプラスされ、パティスリーカフェならではの洗練された一皿。フレッシュ感が残されたコンポートなので、名産地・福島の桃そのもののおいしさも楽しめます。ブランを代表する素晴らしい桃スイーツ、久しぶりに食べられて良かったです。

ちなみにカフェのお席は最大90分となります。私が入店したあとも続々とお客さんがいらしていました~。常連のお客さんも多いでしょうし、新たな場所となってもさすがの人気でしたね。
以前の店舗よりカフェの席数が増えて、利用しやすくなったのは良かったと思います(駐車場の台数がもっとあったら便利だったけれどな~)

菜根に最初のお店がオープンしたのが2010年12月。12年7か月での移転とのことで、そんなに時が経ったのかと少し驚いてしまいました(私は帰省時にしか訪問のチャンスが無いので余計にそう感じるのでしょうけれど)。
移転前のブランに訪れたのも夏だったので、実はピーチメルバ以外のスイーツを食べたことが無いのです。今度は他の季節にも訪問して、いちごや栗のデセールも食べてみたいなと思いました。
店舗情報

● 郡山市のカフェ記事 ●
【INO CAFE 2nd】アットホームな空間でのんびりカフェごはん
【Cafe&Cake Kicca】おいしいケーキを笑顔のきっかけに
【FLAT WHITE COFFEE FACTORY 郡山】NZ × サードウェーブの融合コーヒー