福島県の人気カフェ「TARO CAFE」が、なんと姉妹店を2023年4月7日にオープンさせたとのこと! 早く足を運びたくてウズウズしてしまいましたが、夏に帰省した際、晴天の日を選んで訪問を果たしてきました。お店の名前は Little Taro Cafe(リトルタローカフェ)。
福島県の実家に帰るとよく行っているTARO CAFE。2016年と2017年の2年分で4回、しかも春夏秋冬になったので猪…
場所・外観

リトルタローカフェが誕生した湯川村は、福島県で一番小さな市町村。喜多方市と会津若松市の間に位置しています。国道49号から少し逸れたところで、近くには道の駅 あいづ 湯川・会津坂下があります。田園風景に映える素敵な一軒家がリトルタローカフェでした(もとは「cafe & shop SORA」だった場所)。
アクセスは、お店の前に駐車場があるので車でのアクセスは良好です。公共交通機関を利用する場合は、電車の駅からは離れているのでご注意を(会津若松駅→バスで道の駅あいづへ→徒歩20分強)。

入口ドア前にはシステムの説明がありました。90分制で、利用するにあたりテーブルチャージ800円が必須。これにはドリンクが含まれているということです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、ワンドリンク制のカフェと大きな違いは無いです(注文必須のドリンク代が800円と考えれば)。
店内の様子
入店するとレジカウンターがあり、スタッフさんが迎えてくださいました。はじめにここで注文と会計を済ませます。ドリンクはテーブルチャージの800円に含まれており、どれを選んでも同じ料金なのでお好きなものを注文しましょう。軽食やスイーツもいろいろあるので、けっこう迷っちゃいました。

お客さんがどなたもいらっしゃらないタイミングでしたので、許可をいただいて店内をささっと撮影。
店名が “リトル” タローカフェなので、勝手ながらけっこう小さいお店を想像していました。実際に行ってみますとそこまで狭くはないですが、10卓ほどあるテーブルは2人席が中心となっていて、4人席は1卓だけ。少人数での利用に向いている客席配置でした。




TARO CAFEと同様、こだわりの上質な家具が置かれ、ゆったりくつろげる空間になっています。BGMはピアノなどのゆったりした音楽。
黒や茶色のインテリアが多い中で目を惹くのが、緑鮮やかな盆栽。これは「吾妻五葉松」といって、磐梯朝日国立公園の吾妻山(浄土平周辺)に自生し、海外でも人気の高い盆栽なのだそうです。

盆栽があるだけで、空間に和の雰囲気が加わるのがなかなか良い感じですね~。福島の雄大な自然を表現するシンボル的な存在にもなるし、五葉松を選ぶセンスが素晴らしいなあ。さすがTARO CAFEです。

ペット連れの方はテラス席へ。目の前に広がる自然風景を楽しみながら、ペットとゆっくり過ごすことができそうですね。(パラソル等の日除けは無かったです)
メニュー概要
ランチ等は無く、軽食のホットサンドと甘いもの、ドリンクを楽しむラインナップ。スイーツはシフォンやプリンアラモードなど定番になる予定の品と、季節で入れ替わる品がありました。猪苗代TARO CAFEとは違うスイーツが楽しめるのが良いですね。

ドリンクはコーヒー味のソーダというようなコーヒートニックにしました。綺麗な2層で登場。ソーダ水に甘みがありコーヒーの苦さが抑えられるので、コーヒーがちょっと苦手な方でも楽しめそうなお味でした。アイスコーヒーより軽くてさっぱり。

スイーツもどれもおいしそうで迷ってしまいましたが、夏らしく冷たい和スイーツを。ガリガリと粒が大きめのかき氷と黒糖のこっくりした甘さがおいしい! そこにバニラアイスでまろやかな甘さもプラス。

もっちり白玉、プリプリの寒天、缶詰のみかんやパイン、桃がまた合いますね。黒糖の風味がお好きな方におすすめしたい和スイーツでした。

猪苗代TARO CAFEのレイクビューも素敵ですが、ここ湯川村リトルタローカフェの田んぼビューも良い。季節を変えてまた足を運ぶのは間違いなし! この訪問時は青々とした田んぼでしたが、田植えが終わったころや稲刈り直前の頃にもいつか来てみたいと思いました。
観光地から離れているのでちょっと静かな環境でもあるし、少人数向けの客席配置なのも個人的には歓迎です。スイーツのラインナップが猪苗代とは違うのも魅力的。このお店の誕生は湯川村の知名度アップにもつながっていきそうだし、素敵な流れが起こってくるのではと今後も楽しみです。
店舗情報
