カフェが比較的少ない浦和駅東口側に、オーガニック紅茶とハンドメイドケーキのお店が2021年4月6日にオープンしました!店名はTea Room Claris’s(ティールーム クラリス)。
場所・外観

日の出通りから少し入った静かな場所にありました。浦和駅東口から徒歩で10分弱ほどの距離なので徒歩圏内かな。駐車場は無いので近くのコインパーキングへ。黒いポットのサインが目印です。

落ち着きある佇まいで、上品に楽しみたい紅茶のイメージにぴったりの外観。2階がヨガスタジオのようで、ヨガのマークとポットのマークが入った兼用のひさしテントがかわいらしいです。
店内の様子

男性の店主さんが迎えてくださり、先客が1組いらっしゃったのでキッチンの前にある奥のテーブル席に案内されました。許可をいただき空いている部分のみ撮影。白い空間に木製の家具で明るく柔らかい雰囲気です。壁沿いはベンチシートになっているのでゆったり座れそう。この時は4人テーブル2卓、2人テーブル2卓という客席配置でした。

キッチン上の棚には色とりどりの紅茶缶が飾られていました。シンプルなインテリアの店内なので、カラフルな色がアクセントになりますね。ティールームと店名にあるように、落ち着いて優雅に紅茶が楽しめそうです。BGMも雰囲気に合うゆったりとした音楽。
メニュー概要
食事類は無く、基本的にハンドメイドケーキと紅茶を楽しむラインナップ。紅茶はインドとスリランカの茶葉が多く、中国茶と和紅茶が少々。ストレートティーの他にミルクティー系やアイスティーなどもあり種類がかなり多いので、注文に迷う時は店主さんに相談してみてください。

最近スコーンを食べていなかったなと思い、クリームティーを注文しました!スコーン2個とイングリッシュミルクティーのセットです。

小ぶりでつやつやのかわいらしいスコーンを半分に割って、まずそのまま食べてみますと甘さや脂っぽさがあまり無いタイプの生地。これはクリームとジャムをたっぷりつけて食べるのがベストと判断!罪悪感を捨ててたっぷりつけてほおばったら、ほらおいしい。スコーンには生クリームが添えられることが多いですが、こちらではクロテッドクリーム。さすが紅茶にこだわりあるお店ですね。

イングリッシュミルクティーはポットで提供され、ミルクは別添。茶葉が数種類から選べるのですがそこに見つけたのです、ラプサンスーチョンを。このブログの前身であるmixi時代にカフェ好きで繋がったマイミクの方が好まれていたラプサンスーチョン。メニューに“正露丸のような香り”と書いてある独特の紅茶。ラプサンスーチョンの存在を知ってから長い年月が経ったものの、いまだに飲んだことが無かったのでこの機会に初・ラプサンスーチョンをいただくことにしました。松の葉で燻して着香したフレーバーティーなのですね。
香りが気になったのでまずはミルクを入れずにそのままでひと口。なるほど正露丸に例えられるのも分かる、漢方薬のような独特の風味・・・。はじめにこれを思いついた人すごいわと感心。ミルクティー向けに濃く淹れられているので、そこからはミルクとお砂糖を入れて楽しませてもらいました。個人的にはラプサンスーチョンの香りは特別好みというわけではなかったけれど、いつもの紅茶から気分を変えてみようという時には良いかも。

キッチン近くの席だったので店主さんと少しお話させていただきました。コロナ禍でのオープンとなりましたがご近所の方や紅茶好きの方に来ていただけているとのこと。私もかつてはコーヒーが苦手で、紅茶派でのカフェめぐりでしたので紅茶派の方にぜひ知って欲しいお店ですね。ポットで提供されるコーヒーもありますので、珈琲党の方も浦和東口側でのひと休みスポットにぜひ利用してみてください。
店舗情報
