2月に入りかなり寒い!インフルエンザ等にも気を付けましょう~

ALAYA / 福島県いわき市 ◇ 小名浜にある「しすぎない」都会的なお店

  • 2023年5月24日
  • 2023年5月23日
  • 福島県

福島県は全国の都道府県の中で北海道・岩手県に次いで全国3番目の広さ。その福島県の中でも一番広い面積を持つ市町村がいわき市です。2003年までは日本一広い市だったそう(現在は全国の市区町村で15番目の広さ)。

なのでいわきに行く場合は目的地の大まかなエリアをつかんでおかないと、相当な距離を移動することになりますのでご注意を。

今回はいわき市の南部にある 小名浜地区 でカフェ時間を過ごそうと思い、向かったのは ALAYA(アラヤ)。

東京のアパレルショップに12年勤めた経歴を持ついわき出身の男性オーナーが、2018年9月にコーヒーや抹茶が楽しめるスペースを併設した古着のお店としてオープン、2020年11月にはカフェを新たに設けました。

 
リーネ
小名浜はアクアマリンふくしま(水族館)や、いわき ら・ら・みゅう(グルメやおみやげスポット)などがある観光地。港町らしい風景も楽しめます。

場所・外観

ALAYA ◇ 駐車場案内
駐車場の場所変更 2023.5 撮影

駐車場はあるので車で訪問するのが便利ですが、5月10日より駐車場の場所が変更になるそうなので地図を張っておきます(お店から西側に少し離れた場所、徒歩約1分の距離だそうです)。

公共交通機関で向かう場合は鉄道の駅からは離れているので、JR泉駅からバスに乗り「小名浜案内所」バス停で下車(常陽銀行小名浜支店前)、徒歩2分ほどで到着できそうです。時刻はこちら【NAVITIME】

 
リーネ
いわき駅前や湯本駅東口からも最寄バス停にたどり着けます。小名浜エリアは鉄道の駅から離れているので、バスの時刻を下調べして計画的に回る必要がありますね~。
ALAYA ◇ 外観全景
かなり大きな建物 2023.5 撮影

到着してみると、灰色一色に塗られたかなり大きな建物でびっくり。長い間使われていなかった、築50年ほどの物件だそうです。

店名の「ALAYA」というのは仏教用語の “阿頼耶識(アラヤシキ)” という言葉から名付けたとか。ちなみにお隣はお寺で、オーナーさんのご祖父母様が眠るお墓があるそうです。この場所を選んだのは、そういうご縁もあったのでしょう。

 
リーネ
「何のお店なんだろう?」と思わせるような店名にしたかった とのこと。確かに名前だけではどんなお店なのか分かりませんね。
ALAYA ◇ 外観
オープンな雰囲気で入りやすい

ドアなどは無くオープンなので、気軽に立ち寄れそうな雰囲気。1階は先立って誕生した、古着などを扱うアパレルショップだそうです(時間の関係で覗きませんでしたが、カフェとは別にこちらでもドリンクが飲めるらしい?)。

ALAYA ◇ 2階への階段
店内写真の撮影は禁止でした

2階のカフェへは左側にある階段を上ります。・・・と、すぐに目に飛び込んできた写真禁止のマーク。外観とテーブル上の料理のみ撮影可能とのこと(つまり店内の様子等の写真は撮影不可)。

 
リーネ
詳しい文章は忘れてしまいましたが「節度ある撮影を」と、やや強めの文言が書いてありました(撮影禁止ではないカフェでももちろん配慮しましょう)。

店内の様子

写真撮影ができないので、店内の様子は文章にて。

アンティークの素敵な木製のドアを開け広い通路を進んでいくと、おいしそうなパンが並んだ注文カウンターにたどり着きます。先に注文と会計をしてから席に着きますが、品物が出来上がると番号で呼ばれ、カウンターまで受け取りに行くセルフスタイルを採用しています(食器の片づけまでセルフです)。

店内は「綺麗にしすぎない」ようにリノベーションしたんだなという印象。コンクリートの天井や壁をむき出しにし、ありのままの荒々しさをあえて残しているのだなと感じました。またスタッフさん方が調理を行うキッチンカウンターには解体時に出たであろうコンクリート片を敷き詰め、テクスチャーとして見せています。リノベーション時の廃棄物を少なくする意図もあるのかもですね。

一番特徴的だったのが奥の壁。角切りの木をタイルのように、しかも長さを合わせずデコボコに貼り付けている!高い天井まで届くように、ぎっしりと一面に貼られていて圧巻。年輪が模様のようなものを作り出し、遠くから見るとモザイクのようにも見えます。コンクリートうちっぱなしの空間において、一面の壁にだけ木材をふんだんに使うのは目を惹きますし、角切りにして貼るのはとても面白いと思いました。

 
リーネ
全面コンクリートだと単調な空間になってしまいそうですが、木を張り付けた壁がとても良いアクセントになり素敵でした。

客席はすべてテーブル席で6卓(4人用が4卓と、2人用が2卓)。大きめの木製テーブルでしたが、使用されている板の古さがまちまちだったので、これもリノベーションで出た材木で作ったのかな? 椅子はチャーチチェアなどさまざまなものが使われていました。

空間の広さに対して余裕あるテーブル数となっているので、ゆったり過ごせます。BGMは音量小さめ、ゆっくりしたテンポの曲。

 
リーネ
長々と書きましたが、文章ではうまく伝わらないと思うので、行ってみてからのお楽しみということで。

メニュー概要

<2023.5 訪問時>
【ランチ 11~14時】 ハンバーガー、カレー、オムライスなど5種類ほど
【スイーツ】 4種類くらい(キャロットケーキ、チョコケーキ、フレンチトーストなど)
【ドリンク】コーヒー、ほうじ茶、抹茶ラテ、チョコドリンクなど

ランチに、午後のティータイムにと様々なシーンで利用できそうなラインナップ(メニューをじっくり見られる場所が無いのでうろ覚え)。コーヒー豆は東京・初台の「G☆P COFFEE ROASTER」、抹茶は西荻窪の「Saten」のもののようです。紅茶は無かったので、紅茶党の方にはちょっと残念かな。キッチンカウンターに並んでいたパンが店内で食べられるかは未確認です。

また14時以降のティータイムには、スイーツとドリンクを合わせて注文すると100円引きになるそうです(私が訪問したのは13:30ごろで、100円引きならずでした~残念)。

 
リーネ
お店のSNS等にメニューが載っていれば、いざ注文の際に迷ったり慌てなくても済みそうなのですが、情報をあえて「載せすぎない」というのがこのお店のスタンスのようですね~。
ALAYA ◇ オレンジケーキ / アイスカフェラテ
「オレンジケーキ / アイスカフェラテ」 2023.5

ショーケースに並んでいたのを見て、色鮮やかでおいしそうだなと思ったオレンジのケーキを注文しました。ドリンクはアイスカフェラテ、深煎りなのか香ばしいコーヒーに、たっぷりの量のミルクが入りザ・コーヒーミルク的なお味。冷たくてさっぱり、暑いくらいの日だったのでゴクゴク飲んじゃいました。

 
リーネ
後ろに写っているのがこちらの空間の見どころ、角切りの材木を一面に貼った壁です。背景としても良い感じですね。
ALAYA ◇ オレンジケーキ / アイスカフェラテ
初夏にぴったりのケーキ

オレンジのケーキは上に輪切りがのるだけでなく、生地にも皮が入っており色鮮やか。油っこくないのでオレンジの香りがより引き立つようなお味で、とてもおいしくいただきました。クリームも軽かったのでたっぷりつけちゃいました(メレンゲが入ってるのかな?)

ほどほどの時間を過ごし、食器をカウンターへと戻して退店。スタッフさん方はお若い女性ばかりで比較的淡々とした接客でした。セルフスタイルゆえ他のお店に比べてスタッフさんと接する時間が短い、ということもあるのかもしれませんね。ちなみにこの時は客層もお若い方が主体でした。

お店からの情報発信が少なく、基本的に行ってみてのお楽しみというスタンスをとるALAYA。私も初めて訪れるお店は驚きや発見を大切にするために、あえて情報を見すぎない状態でカフェめぐりをしていますし、共感できる部分がありました。

小名浜エリアの観光スポット、アクアマリンふくしまやら・ら・みゅうからも徒歩圏内(10分強)ですし、観光がてらの利用にもおススメです。スイーツが好みでしたので、私もまた小名浜を訪れた際には他のメニューを食べてみたいなと思いました。

 
リーネ
この記事を書くためいろいろ調べていくと、やっぱり1階にも立ち寄ってみれば良かったかな~と、ちょっと後悔。次の訪問では覗いてみよう。

店舗情報

ALAYA ◇ ショップカード

ALAYA(アラヤ)
福島県いわき市小名浜上明神町4-2
ツイッター
インスタグラム
※駐車場:有り
※新常磐交通「小名浜案内所」バス停から徒歩2分程度
※キャッシュレス決済:利用可能(種類未確認)
(最新の情報はお店のSNS等で確認してください)

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ALAYA ◇ 福島県いわき市
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