私がカフェと並んで好きなのが「温泉」。今後は、温泉と絡めたカフェめぐりをもっと増やしていこうと思案中です。
その取っ掛かりとして訪れたのが、福島県三島町にある つるのIORIカフェ。
泉質の良さが評判の温泉施設「早戸温泉つるの湯」と同じ敷地内にあるカフェです。
場所・外観

住所は三島町早戸、国道252号から少し逸れた場所にあります。国道につるの湯の案内看板があるので、スムーズに到着できました。
駐車場はつるの湯と共用で、20台分ほどあります。
公共交通機関を利用する場合は、JR只見線の早戸駅から徒歩10分程度。訪問可能な範囲だと思います。

カフェはつるの湯とは別な建物なので、駐車場にあるこの看板の後ろへ。
(冬季はおそらく雪のためか、つるの湯を通ってカフェに行けるようです)

この建物が今回の目的地、つるのIORIカフェ。入口は建物の左側にあるので、左側の坂を下ります。

はじめカフェの入口が分からず、建物右側の方へ行ってしまったのですが・・・おお!
カフェの近くを流れる只見川にかかる川霧。運行している渡し舟もいて、素晴らしく幻想的な眺め!
この辺りは「霧幻峡」と呼ばれ、川霧が見られるのは知っていましたが、今回の訪問に関してはそこまで期待しておらず。これはラッキー!

思いがけない幸運に興奮してしまいましたが、左側に回り直して、本来の目的のカフェへ。
階段を上ると入口があります。(エレベーター等はありませんのでご注意を)
ドアを開けて店内に入ると、女性のスタッフさんが迎えてくれました。
店内の様子

入口正面にあるカウンターで、先に注文と会計を済ませます。その後に許可をいただき店内を撮影しました。
天然木がふんだんに使われたウッディな空間で、とても温かみがあります。
客席はテーブルが5卓ありますが、そのうち3卓は靴を脱いで利用するスタイルになっていました。

自然な形を生かした一枚板のテーブルなど、味があってとても良いですね◎
傍らには薪ストーブがあり、これに火が入る頃には周辺の木々も紅葉して、また素敵なんだろうなあ。
訪問時のBGMは明るい雰囲気のもの、音量はやや小さめでした。

店外にはテラスも有り。(雨のためか?テーブル等は見当たらずでしたが)
天気が良い日であれば、こちらに出てコーヒー等を楽しむのも良さそうですね。
メニュー概要


ランチにも良さそうなフード類、スイーツ、ドリンクとひと通り揃っています。
ケーキは、郡山「アトリエさとうとバニラと」会津「パティスリー白亜館」喜多方「パンと焼き菓子の店たんたんどる」のものが入れ替わりで登場しているよう。
コーヒーの豆は、喜多方「樟山珈琲店」のオリジナルブレンドだそうです。

10~11時の1時間のみ提供されるモーニングセット(1000円)。これに合わせて実家を出発し、温泉を後回しにしてカフェへ訪問しました~。
卵料理は、調理中のキッチンから良い匂いが漂ってきて食欲UP。優しい味でケチャップが合います。
新鮮なサラダやアスパラソテーなどの旬の野菜が、たっぷり添えられているのもうれしい。

トーストにはバターと、別添でジャムがついていて。(おそらくプラム?)厚切りパンは、ふかふか食感が楽しめて好み。
コーヒーはキリっと、しっかり苦い、朝にピッタリのタイプでした!

刻一刻と変化する川霧の様子を眺めながらモーニングを楽しむことができて、最高のひとときでした。
霧幻峡の幻想的な風景とモーニング、そしてカフェの後はつるの湯のにごり湯を堪能し。来てみて良かったな~。
(つるの湯の露天風呂からも、只見川とたくさんのトンボが飛ぶ様子が見られて素敵でしたよ~。もちろんにごり湯も最高!)
この記事を書くに当たってつるの湯のサイトを改めて見ましたら、温泉施設内にある「お食事処つるや」が11月8日で営業終了となるそう。
そうなると、つるのIORIカフェの役割も少し変わってくるのかも知れないな、と感じつつ。再訪する時を楽しみにしています。

つるの湯に入ったあと、帰路に着く頃の只見川。(別な場所で撮影)
雨も止んで天気が回復したし、12時半ごろになっていたので、川霧は跡形もなく消えていた・・・まさに幻のようでした。
店舗情報


