2019秋、4年半ぶりにいわきへ。ご無沙汰している間に住宅地にありながらも海が感じられるというさわやかなお店が誕生していました。2017年12月3日にグランドオープンしたウミネコ商店です。
場所・外観

国道6号を少し逸れ川を渡り、最後に少し狭く下っている道へ曲がりました。いわきはまったく土地勘がありませんがカーナビの案内で問題なく到着。駐車場はお店の前と青いロードコーンが目印となる斜め向かい側の2か所。平日の早めの時間に訪問しましたのでスムーズに停められましたが、土日などは混雑するようです。お店のロゴが入った大きなのれんが良いですね!

ガレージにはたくさんバイクが並んでいました。あまり詳しくはありませんが少し眺めてみたところ、クラシックで良い感じのバイクが並んでいました。委託販売も行っていて遠方からもお客さんがいらっしゃるそう。カフェとバイクってあまり無い組み合わせだな。
店内の様子

外付けの階段で2階の入口へ。バイクのガレージを先に見たのでクールな感じなのかなと思いましたが、かわいらしい店内!わぁ、ここは好みだろうなあとファーストコンタクトで予感しました。もともとご夫婦だけで始められたそうですが、人気が高まり現在では多くのスタッフさんで営業されています。
先に注文、会計を済ませたあと許可をいただき空いている部分を撮影させてもらいました。古いものや温かみのあるものがいっぱい。民家だったと思われる3部屋分の広さなので比較的こぢんまりした空間。調理は1階で行っているようですね。

この場所から海は見えずむしろ周りは住宅地なのですが、青が多く使われており不思議と海をイメージさせてくれます。そしてやちむんがたくさん置かれていたのが印象的!いわきで沖縄のさわやかな風を感じることができるとは。

看板猫のピーちゃんにも会えました!周りには陶器もたくさん置かれているし他のお客さんもいらっしゃるので動き回るのは自粛し後ろ姿だけ撮影。シュッとしたかわいい猫ちゃんでした。
メニュー概要
ズラリと並ぶ種類豊富なパンの他、厚切りトーストや人気のプリン、カラフルなオリジナルドリンクなど魅力的なメニューがたくさん。

11時前に入店できたのでモーニング限定のチーズトーストを。別売りのハチミツをかけるのがおすすめとのことでしたので追加しました。チーズの塩気にハチミツの甘さ、黒コショウの刺激がたまらない一品。パンもふかふかでおいしかったです。

自家焙煎のコーヒーも気になりましたが、オリジナルドリンクの魅力に負け私にしては珍しくソーダにしました。インスタ方面ではクリームソーダの人気が高いようですがカロリー的なことを考え自粛。青空とソーダの青がマッチして素敵です。レモンやチェリーが入り、甘くてさわやか。

“意思の強い”というネーミングが気になってプリンも注文。「す」が入っておらずつるんとして綺麗なプリンです。スプーンに止まっているようなウミネコクッキーがかわいい。お値段は時価ということで変動制のようです。窓際で日差しが強くいまいちな写真になってしまって残念~。

お店の写真を真似してウミネコをプリンに止まらせてみた。スプーンを入れるとしっかり抵抗を感じる固さ!私はプリンの経験値をあまり持っていませんがなかなかの固さレベルじゃないでしょうか。卵の味、たっぷりカラメルで最高でした。クッキーもおいしかったです。
空間・雰囲気・ドリンクやデザートの味、どの要素も好み!良いお店だ・・・とプリンをほおばりながらしみじみ。ご夫妻が飲食店も雑貨屋も経験皆無の状態からこのお店をオープンさせたというのが信じられない。探求心がすごく高いのでしょうね。プリンもタピオカドリンクもブームに乗って始めたのではなくて以前から出していたのだそう。2周年を迎え今やすっかり人気店となったのも納得です。近々敷地内に古道具と焙煎所のスペースを設ける予定とか。まだまだポテンシャルを秘めておりウミネコ商店の進化は続きそうですね!タイミングを選んで再訪できる日を楽しみにしています。
店舗情報
