郡山市にも素敵なカフェがいくつもあります。今回訪れたのは 洋服とうつわ、とりあえずスコーン! のお店 リコ(Rico)。
洋服店「Rico」、器店「リコ出張所」としてそれぞれ営業していましたが、移転してひとつのお店となり、2023年10月18日にグランドオープン。器と洋服の販売に加えて、新たにカフェスペースが併設されました。
場所・外観

住所は開成6丁目、静御前通り沿いにあります。「りこ」と文字が入ったのれんが掲げられ、昔ながらの商店のようなかわいらしい外観。

駐車場は2箇所。縦列で停めるお店の横と、建物向かい側の砂利駐車場です。道路の進行方向で使い分けができて便利ですね。
公共交通機関を利用して向かう場合は、郡山駅から運転免許センター線のバスに乗り「開成六丁目」バス停下車、徒歩3分ほどで到着できます。
店内の様子


店内に入るとまず、たくさんの器や洋服が並ぶ販売スペースがあります。素敵なものばかりで、器がお好きな方にはとても見ごたえがあるかと。
取り扱っている器には大分の小鹿田焼など珍しい産地の物もあり、遠方からいらっしゃるお客さんも多いのだそうです。

スコーンが楽しめるカフェスペースは奥にあります。がっしりした鉄骨造りの、かなり広さがある建物で少しびっくり。
迎えてくださったご主人にお伺いしましたら、元は農機具販売所の倉庫だったそうです。

カフェの客席はL字に置かれたテーブルと、4人テーブルがひとつ。一度に着席できるのは3組10名くらいかな?
比較的こじんまりとしたスペースですが、建物自体は広いし、仕切り等が無いのでゆったり開放的。

器を実際に使ってより一層イメージして欲しい、というような趣旨で移転を機にカフェを併設されたそう。たくさんの器に囲まれながら気軽にカフェ時間が楽しめます。
BGMは、スローテンポの女性ヴォーカル入りの曲などでした。
メニュー概要


日替わりのスコーンとドリンクを楽しむラインナップ。スコーンは素敵なショーケースに並んでいるので、実物を見て選べます。テイクアウトも可能。

9パターンあるソーダ系の中から、カシスシロップを使ったクリームソーダを注文。水玉模様のお皿も素敵です~。
バニラではなくミルクアイスを使っているそうで、すっきりと程良い甘さでおいしかったです。

スコーンは生地そのものを味わいたいためプレーンにしました。この日のプレーンは、生クリームなどを使った特別仕様らしい。
波のような模様が入った白い器も、さわやかで良いですね~。

表面はしっかり固めでザクっとしているけれど、中はふんわり。
ジャム等は添えられていませんが、生地に甘さがつけられていて、そのままでおいしかったです。別なフレーバーのスコーンも食べてみたくなりました。

奥さまは調理を担当されており、接客はご主人がしてくださいましたが、器のことなどたくさんお話を伺うことができて楽しかったです。
器のお店を訪れるのって、買うぞ!という意気込みを持っている時以外、個人的にはちょっとハードルが高いのですが・・・。カフェスペースがあることで気軽に足を運べるから良いですね。
器好きな方はもちろん、現在それほど興味をお持ちでない方も。まずはカフェとしてこのお店に足を運び、器に触れてみてください。
店舗情報

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