西荻窪の住宅地にて2017年5月5日から営業している、隠れ家的なパティスリー&カフェへ行ってみました。
お店の名前は ラ・プティット・シュルプリーズ (La Petite Surprise)。
場所・外観

住所は武蔵野市ですが、最寄り駅は西荻窪で徒歩10分程度。吉祥寺駅からも徒歩20分ほどの距離にあります。
駅周辺の喧騒から離れ、住宅が多い閑静なエリア。周辺の環境に溶け込むように、さりげなくお店がありました。
お店の構造的に、ご自宅の一部をカフェに改装されたのかなと思います。
店内の様子
女性の店主さんがおひとりで営業しています。席に着いてからメニューを見て注文、会計は退店時のスタイル。(支払いは現金のみ)

注文後に許可をいただき、店内を撮影しました。
白やライトグレーの明るい空間に、アンティークの木製家具が置かれます。客席は小さめのテーブルが3卓のみの、コンパクトな店内。


天井の大きなシャンデリアやおしゃれな柄の床などが、この後に待っているスイーツタイムへの期待を高めてくれますね~。
パティスリーカフェらしい上品な雰囲気が漂っており、いわゆるおうちカフェのアットホームさは、良い意味であまり無かったです。
この時のBGMは音量小さめ、たぶん洋楽かな?
メニュー概要

基本的にスイーツとドリンクを楽しむお店(ワンドリンク必須)。利用時間は1時間ほどとのお願いあり。
スイーツの内容は不定期で変わり、火曜日の夜に、その週のスイーツの内容がお店のSNSに掲載されます。
営業日以外の日(日~木曜)に予約を受け付けているので、訪問が決まったら事前に予約・お取り置きをしておくと良いです。

パティスリーでもあるので、テイクアウトも可能。焼き菓子の他に生ケーキ数種類が用意されていました。

せっかくの機会なので、ショートケーキとプリンのセットにしました。(それぞれ単品でも注文可能)
この訪問時のメニューは時季的にもうすぐ終わりだという苺を使ったもので、チョコ掛け苺ショート(820円)と苺タルトプリン(800円)。
ドリンクはアイスティーにできる品を店主さんに尋ねましたら、メニューに無かったオレンジペコのアイスティーを提案してくださいました(600円)。

まずはプリンから食べ進めましたが、フレッシュないちごとベリーソース、そしてサクサクのクランブルなどがトッピング。
なるほど、「苺タルトとプリン」を食べているかのような構成ってことですね!
プリン自体は一般的なものと比べて洗練されたお味。バニラビーンズが入っているからか、卵感がありながらも、いかにも卵です!という強い主張は無く。
卵とミルクのまとまりのある、上品なカスタードプリンでおいしかったです。

ショートケーキはスポンジ4段ですが、フォークがすっと入る柔らかさ。軽めの生クリームと、カスタードクリームらしき2種類のクリームが使われていました。
スポンジはふわふわ、密度が詰まっていないタイプで軽く、ぺろりと食べられちゃいます。
上のチョコソースも甘すぎず重すぎずで、ビター感が加わって良いアクセントになりました。
食べ終わって時間を確認したら、入店からもう55分ほど経過していた!利用は1時間程度とのことなので、余韻も少なに慌ただしく退店となりました。

私も年齢を重ねて、たくさんの甘いものは身体が受け付けなくなりました。
なので2種類のスイーツをおいしく食べられるかな?とちょっと不安でしたが、上品な甘さの軽やかなスイーツでしたので、最後までおいしく楽しめました。
席数も少ないですし仕方ないですが、食後にちょっとゆっくりする余裕が無かったのが、少し残念ではありました。(もう少しサクッと食べ終われば良かった)
見た目も華やかで、エレガントなスイーツを楽しみたい!というのを重視する場合には、おススメできるお店だと思います。
店舗情報
