2月に入りかなり寒い!インフルエンザ等にも気を付けましょう~

ニシイケバレイ Chanoma / 東京都豊島区 ◇ 西池袋、ビル群谷間の古民家カフェ

  • 2022年12月20日
  • 2022年12月21日
  • 東京都

東京都心はビルばかりで平屋の建物が少な~い。地価が高いので仕方ないことなのでしょうけど、似たような風景が続いて味気なく感じるのは私だけでしょうか・・・。しかし、昔ながらの建物を残そうとしてくれる地主さんもいらっしゃるもので。

代々受け継ぐ土地に建つ築70年以上の木造平屋をカフェに、築50年以上のアパートは食卓やコワーキングスペース、シェアキッチンへとリノベーションした場所が西池袋にありました。この区画を西池袋のビル群にある谷、ニシイケバレイ と名付けたそう。

今回はニシイケバレイの中心となる古民家カフェとして、2021年12月1日にグランドオープンした Chanoma(チャノマ)への訪問記です。

 
リーネ
ルミネ池袋内にも「chano-ma」という同じ名前のカフェがあるので、間違えないようにご注意くださいね。(間違えてルミネに行く方がやはり居られるらしい)

場所・外観

ニシイケバレイ Chanoma◇店舗付近
西池袋のビル群に囲まれた場所

都道441号からですとカレーチェーン「CoCo壱番屋」の横にある狭い道へ入っていきます。最寄り駅は東京メトロ副都心線の池袋駅ですが、要町駅からも同じくらいの距離。駅からは徒歩4~5分くらいと、電車でのアクセスは良好です。駐車場は無さそうでしたので近くのコインパーキング等へ。

ニシイケバレイ Chanoma◇エントランス
2022.11 撮影

ビルだらけの場所に突然現れたのは純和風の木戸門。江戸時代のものだそうで、壊さずに今まで残してくださったのは素敵なことですね!ここの地主であるニシイケバレイのオーナー、深野氏の表札がそのまま掲げられていました。

ニシイケバレイ Chanoma◇外観
テラス席もあります 2022.11 撮影

門はあるものの、周りを囲んでいた塀は撤去したのだそうで、カフェらしくオープンな雰囲気。お庭の緑も綺麗ですね。コンクリートだらけの街にあってはオアシスのような存在にも見えます。たわわに実る柚子の木も風情があるなあ。

店内に入ると、キッチンカウンターにいたスタッフさんが元気良く迎えてくださいました。まずは注文と会計を済ませます。

店内の様子

ニシイケバレイ Chanoma◇店内
入口そばのテーブル席 2022.11

許可をいただき、空席だったところを撮影。入口付近は外と一続きの土間になっており、テーブルが3卓。外にはテラスもあり気軽にティータイムを楽しむことができます。

ニシイケバレイ Chanoma◇店内
畳張りの和室にちゃぶ台が似合う 2022.11 撮影

さらに靴を脱いで上がる座敷があり、こちらはすべてちゃぶ台席となっていました。2間合わせて16畳ほどの広さですが和室に5卓、和室横の廊下に1卓。計6卓とかなりゆったりした客席配置です。運良く、座敷席が空いていたので今回はこちらを利用させてもらいました。

ニシイケバレイ Chanoma◇店内
日本家屋ならではの造りが美しい

畳に座ることは、現代、しかも東京においては数多くはできない体験になるのでは? しかも池袋のカフェでというのは・・・・ちょっと感動に近い気持ちが湧いてきてしまいました。BGMは洋楽でしたが、和室にはスピーカーを置いていないようで、土間の方から聞こえてくるような感じでしたね。

 
リーネ
カフェが少ない池袋にこんなお店ができたとはびっくり!素敵なお店ゆえ、土日には行列が発生しているようなのでご注意を。

メニュー概要

<2022.11 訪問時>
○ 【スイーツ】 テリーヌ 4種類(定番&期間限定)、スティックケーキ
○ 【ドリンク】 コーヒー、抹茶ラテ、和紅茶、りんごジュースなど

スイーツは、台形の型で作る濃厚なムースのような テリーヌ が中心。季節限定のものなどバリエーションが数種類あるのも面白い。ドリンクはシンプルな構成のものが多いですが、ソイラテ、オーツラテと植物性ミルクも取り入れていました。コーヒーの豆は山口県萩市の「Nero Bake」のものを使用しているそうです。

 
リーネ
食事や軽食はありません。アパートを改装した別館にはレストランがあるので、食事で利用したい方はそちらへどうぞ。
ニシイケバレイ Chanoma◇さつまいもとほうじ茶のテリーヌ / 抹茶ラテ
「さつまいもとほうじ茶のテリーヌ / 抹茶ラテ」 2022.11

このちゃぶ台で飲むにはお茶が合いそうだと思い、抹茶ラテを注文しました。季節限定のテリーヌは、山形産の無農薬さつまいも と 京都の和束産の有機栽培のほうじ茶 というこだわり食材の組み合わせ。

ニシイケバレイ Chanoma◇さつまいもとほうじ茶のテリーヌ
さつまいも部分はスイートポテトのよう

さつまいもの部分は滑らかなスイートポテトのようで、ほうじ茶部分はホワイトチョコがベースかな? 香ばしさとねっとりとした甘さが楽しめました。2つを同時に味わってもおいしい。さつまいもチップスのカリカリ食感がちょっとあるのも良いですね。

ニシイケバレイ Chanoma◇抹茶ラテ
ミルク感が強いタイプでした

温かさを感じながら飲めるようにと、取っ手無しの器で提供される抹茶ラテ。西尾の御薄茶がベースだそうで全体的にはミルク感が強いですが、その中にお出汁のような旨味を感じ取れます。砂糖無しで提供されるほど優しいお味になっています。濃茶を使用する抹茶ラテの味を期待するとイメージ違いになりそうですけれども、これも個性、お店の味なのでしょうね。

 
リーネ
抹茶ラテも濃茶と薄茶でだいぶ違うんだな~と勉強になりました!カフェオレとカフェラテの違いに近いのかも。
ニシイケバレイ◇店舗付近
池袋でしばしのピクニック気分

ニシイケバレイの小道にはいろいろな植物が育っており、ちょっとピクニック気分が楽しめます。通行する方も意外と多くいらっしゃいましたね。この場所の前身である エコマルシェ から続く味噌仕込み会などのイベントが行われたりすることもあり、人々のつながりを生み出しているそうです。池袋という都会の中心地でもこんな場所ができるとは驚きでしたし、今後もあり続けて欲しいなと思いました。

ニシイケバレイ◇Attic(別館)
食事の場合はSyokutakuにて

小道で結ばれた場所には、アパートを改装したレストラン Syokutaku(食卓)と、コワーキングスペース・シェアキッチンの Attic(屋根裏)があり、ひとつの街のような構成になっています。シェアキッチンは曜日で出店者が異なり、Chanomaが「Chanoma Hanare」としてシェアキッチンでも営業する曜日があるので、タイミングが合えばそちらにも伺ってみたいですね。

 
リーネ
シェアキッチンの出店者は、月単位で変化があるのでニシイケバレイのSNSでご確認ください。

店舗情報

ニシイケバレイ Chanoma◇看板

ニシイケバレイ Chanoma(ちゃのま)
東京都豊島区西池袋5-12-3
フェイスブック
インスタグラム
ニシイケバレイのサイト
ニシイケバレイのフェイスブック
ニシイケバレイのインスタグラム
※東京メトロ「池袋駅」C2出口から徒歩4分、「要町駅」から徒歩5分程度
※キャッシュレス決済:利用可能
※駐車場:無さそうでした
(最新の情報はお店のSNS等で確認してください)

ニシイケバレイ Chanoma◇東京都豊島区(池袋)
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