山梨県の河口湖は首都圏からもアクセスが良く人気の観光地。レイクサイドの風景には開放感があって癒されますよね。

向かったのは河口湖と西湖の北岸を走る県道21号(湖北ビューライン)沿い、大石公園に隣接する富士大石ハナテラス。2017年7月にオープンした、カフェや工芸品、生活雑貨などの店が集まる商業施設です。綺麗な石畳と植物、白を基調とした平屋のテナント、遠くには富士山が眺められる素敵な場所でした。
どのお店も魅力的でしたが、今回は山梨銘菓・桔梗信玄餅で有名な桔梗屋が直営するカフェ、Hana Cafe Kikyou(ハナカフェ キキョウ)へ立ち寄りました。
場所・外観

車をハナテラスの駐車場に停め、カフェの開店時間までしばし施設内や公園を散策。Hana Cafe Kikyouは1番南側にあるテナントでした。近くには小川まで流れていて、周りの自然と馴染むような雰囲気づくりがすごいですねえ。
店内の様子

先に注文と会計を済ませるスタイル。許可をいただき、注文を待っている間に撮影させてもらいました。入口正面に注文カウンター。左手が桔梗信玄餅をはじめとするお土産などの物販コーナー。そして右手にあるのが天井からドライフラワーが下がる素敵な空間。

同じく桔梗屋が直営する生花店「Dolce vita」がコーディネートしているそうです。店内席はこのテーブルと窓際の椅子のみでこぢんまり。この時は残念ながらコロナウイルス対策で使えなくなっていたので品物は外のテラスでいただきました。

テラス席は3卓ほどだったと記憶しています。遠くに富士山を眺めながら一休みできる良いロケーション。私が訪問したのは開店直後でしたので席は確保できましたが、混雑時は席が足りなくなりそうだなあ。品物は紙やプラスチックの容器で提供されるので、テイクアウトが前提の営業スタイルなのかもしれませんね。
メニュー概要
食事等はなく、桔梗信玄餅をトッピングしたソフトクリームなどのスイーツがメイン。ドリンクもきな粉や黒蜜、抹茶ラテなど和を感じるものが多かったです。

私が抹茶ソフトクリーム、夫が揚げパンとカフェオレのセットを注文しました。ちなみに本来ですと黒蜜がかけ放題とのことでしたが、コロナ対策のため容器に入った黒蜜の提供に変わっていました。

桔梗信玄餅味のもの、このところだいぶ増えた印象ですが揚げパンは初めての遭遇。信玄餅と黒蜜ときな粉ジャムをサンドしたものですが、すっきりした甘さでカフェオレともなかなか好相性だと思いました。

吟造りというワンランク上の桔梗信玄餅がトッピングされた抹茶ソフト。吟造りのきな粉は丹波の黒大豆を使っているのでより一層香ばしい。抹茶ソフトときな粉、お餅をいっぺんにほおばると相乗効果でとてもおいしかったです。このあと黒みつをもらいたっぷりかけて楽しみました。
ドライフラワーを使った素敵な空間は思ったよりもこぢんまりしていたので、カフェというよりは桔梗信玄餅のショップの性質が強かったです。しかしながら緑に囲まれ桔梗信玄餅が味わえる良い場所でした。桔梗信玄餅がお好きな方はぜひ行かれてみてください。
店舗情報
