静岡の伊豆といいますと海のイメージも有りますが、中央部は修善寺など山や川のある風景が美しいです。今回は伊豆市の吉奈地区、川沿いにある和の趣あるカフェ CHAKI CHAKI （ちゃきちゃき）へ。2004年に下田でカフェバーとして開業し、2014年12月に現在の場所に移転して和カフェになりました。
場所・外観
伊豆半島の中央部を流れる狩野川。その支流のひとつ、吉奈川の横を通る県道124号沿いにあります。近くには月ヶ瀬梅林があるなど里山ののどかな風景が広がる場所。その中でひときわおしゃれな建物がCHAKI CHAKIでした。黒く塗られた板張りでシックな雰囲気。「K Design Office」の文字が入っており、デザイン会社の事務所やオーナーのご自宅も兼ねているように見受けられました。
のれんをくぐってカフェへ向かおうとしたところで “只今の待ち時間” の表示があることに気づきひるみましたが、この時はお天気が悪かったせいか0分の表示。ほっとして壁の裏側にあるカフェへと向かいました。この時はたまたま運が良かったですが、長時間の待ちが発生することもある人気カフェなんですね～。
駐車場は店舗と同じ敷地にある砂利の駐車場と、100mほど西側に第2駐車場もあります。公共交通機関で訪問するのであれば修善寺駅からバスで「吉奈温泉」バス停から徒歩5分（吉奈温泉を経由しない路線では「吉奈温泉口」バス停から徒歩8分）ほどの距離なので訪問可能な範囲かなと思います 【バス時刻表】。
店内の様子
カフェ外観は入口側がガラス張りになっており、先客が映り込んでしまうため写真は撮れませんでした。注文を済ませてから許可をいただき店内の空いているところを撮影。キッチン向きのカウンターと窓向きのカウンターが実質的な店内席、そして画像のソファーなどテーブルが3卓程度ある部分は壁が無く、屋根下の半テラス席のような変わった造り。店内にいるような雰囲気で、自然の風を感じつつお茶時間が楽しめます（吹き抜け席）。
そして入口横に4～5人は座れそうなガゼボ席がありました！こちらは雨でも利用可能だそうです。（私が訪問した時は女性グループが楽しそうに利用していましたね～）
さらに階段で下がったところに川床テラス席があります。“GREEN TERRACE CAFE” と看板に書かれる所以ですね。この日はあいにくのお天気で利用できませんでしたが、このロケーションは素敵だなあ！入口にあった待ち時間が川床テラス席と希望無しで分かれていたのもうなずけました。多少待ってでもこちらに座りたいと思うお客さんも多いのでしょう。このテラスはペット連れでの利用もOK。
メニュー概要
抹茶など和の素材を使ったお菓子と飲み物が中心のラインナップ。フード類は無いので食事での利用はできません、ご注意を。
まだかき氷もメニューにあったのでちょっと迷いましたが、本日のお菓子の内容を聞いてお菓子とお抹茶のセットを注文。お菓子はひとつ追加して栗とかぼちゃの2種類をいただきました。かぼちゃはハロウィンにちなんだ見た目で、季節感もあって美しい！
栗きんとんはつぶつぶ感がほど良く残り、栗の風味がたまらない～。かぼちゃは中が抹茶あんのところを材料の関係なのか、こしあんになりますが・・・と注文時に断りがあり了承の上で注文。和菓子ならではの上品な甘さが良いですね。抹茶のほろ苦さとの相性は言わずもがな。
傍らにあった「IZU/365」と書かれた冊子に目を留めていたら、店員さんがK Design Officeで発行しているフリーマガジンなのだと教えてくださいました。観光客はもちろん、伊豆の住人の方々にも魅力を再発見してもらえるような内容になっています。地元の良さを多くの人に伝えていくって素敵ですね・・・。中伊豆方面に足を運ぶ時はこちらにまた立ち寄りたいなと思います。次回は天気に恵まれて川床テラス席でお茶したいなあ。
店舗情報
コロナ前以来、久しぶりに伊豆を旅行。近年は伊豆に行ったとしても東京から距離的に近い東伊豆ばかりでしたが、今回は久しぶりに西伊豆へ宿泊しました。1泊2日で回った箇所を綴ってみたいと思います。裾野市のオモウマイ店「かど乃や」（[…]
