結城も素敵なカフェが多くて魅力的な街。機会を見つけては何度か足を運んでいます。
今回訪れたのは cafe robinet(カフェ ロビネ)。店名はフランス語で “蛇口” という意味です。
2016年にお店を閉め、2020年7月17日に移転して再オープン。コロナ禍と重なり、しばらくテイクアウトのみで営業していましたが、2023年6月からカフェスペースの利用が開始されました。
「ouchi」を出た後はさらに国道50号線を東へ。50号線って混むイメージがあって敬遠していたけど、意外とスイスイ進みま…
場所・外観

国道50号から少し逸れた住宅地、周囲に溶け込むようにありました。看板もさりげないので見逃しに注意を。
公共交通機関を利用して向かう場合は、JR結城駅から徒歩15分くらいの距離。結城市の巡回バスで「市役所・アクロス」まで行くと、歩く時間を短縮できます。

駐車場は入口から見て裏側(建物西側)にあります。(停められる台数が少ないので、グループの方は乗り合わせで)

黒っぽく塗られた外壁に木のドアの組み合わせがシックで素敵。移転前のお店は白基調でしたので、雰囲気がぐっと大人っぽくなったように感じました。
店内の様子

女性店主さんとスタッフさんのおふたりに迎えられ入店。注文を済ませたあとで許可をいただき撮影しました。
灰色の壁に木の床、アンティークの椅子が置かれたシンプルにおしゃれな店内。2人用テーブルが4卓、同じ向きで並んでいます。
奥の方にもうひとつテーブルがあるので計5卓と、比較的コンパクトなカフェ空間です。

空間に木が多く使われていて、温かみがあります◎ 窓がたくさんあるので自然光が良い具合に入ってきて、窓から見える公園の緑も美しい。
この時のBGMは、小さめの音量でピアノのような曲が流れていました。


店内にはさらにドアがあって、テラス席としている空間へと続いています。
テラス席といっても天井や壁があり、ほぼ店内と言えるような場所。テーブルも4~5卓ほどあるようで、こちらも含めれば10組ほどのお客さんが利用できそうですね。
(ただしテラスには空調が無いため、夏は暑くて利用が難しいそうです)
メニュー概要

ランチや軽食などは無く、スイーツとドリンクを楽しむお店。オーガニックなど素材にこだわり、身体に優しいお菓子を提供しています。
コーヒーの豆は千葉県の「KUSA.喫茶」、ティー類はオーストラリア・メルボルンの「LOVE TEA」のものを使用。
席を利用する場合はドリンクのワンオーダー表記あり。テイクアウトの利用も可能です。

やっと訪問できたので、旬の桃を使ったスイーツを2種類注文。桃のヴェリーヌ(650円)と桃のロールケーキ(600円)。
クリームとジュレを添えてのワンプレートで提供してくださいました。

コンポートの桃は甘すぎず、適度に食感が残っていておいしい。桃ロールの弾力のある生地や生クリームともよく合いました。
ヴェリーヌは桃のジュレとバニラムースの組み合わせですが、間にプラムソースが入り、酸味が加わっているのが良いです~。まったりしたところにプラムの甘酸っぱさが合う合う。

ドリンクはアイスのホワイトローズ&ゴジベリー(560円)を。クコの実やローズヒップがブレンドされたもので、程良い酸味がありさっぱり飲めました。

ロビネのカフェ営業が始まってから約1年、ようやくの訪問でした。白基調だった以前のお店も良かったですが、落ち着いた色調になった今のお店もまた素敵。
この時はたまたま、他にお客さんがいらっしゃらず。店主さんやスタッフさんと時々言葉を交わしながらゆっくり。この上ない、良いカフェ時間でした。

店主さんはお子さんを育てながらこのお店を営業。子育て優先ということで、この記事執筆時点では 木曜と金曜の週2回のみ営業 となっています。
今後はお子さんの成長に合わせて営業日が増えるのかもしれないし、変わらないのかもしれませんが。またタイミングを合わせて訪問できたらな~と思っています。

テイクアウトだけの頃にも1度訪問しているので、ついでに載せておきます。
この時も夏だったので、桃のロールケーキとヴェリーヌという今回と同じ組み合わせ。バスクチーズとファーブルトン、スコーンもおいしかったなあ。
店舗情報

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