2020年9月、大田原市で40年以上営業していた「珈琲専科 茶羅」が閉店するという、なかなか衝撃的な出来事が起きました。
当時はコロナ禍真っただ中。老舗喫茶店ですら閉店してしまうのかと、先の見えない閉塞感と相まって、気分が沈みましたね~・・・。
ですが閉店から約2年後、大田原に数店舗を構える「hikari no cafe」が営業を引き継ぐという嬉しいニュースが!
2022年11月1日に再オープンとなった hikari no cafe 茶羅(ヒカリノカフェ ちゃら) へ訪問しました。
場所・外観

茶羅があるのは大田原市紫塚一丁目。交差点の近くにあるので、信号待ちでふと目に留まることも多い場所です。向かい側にはデニーズがあります。
私自身はそうとう久しぶりに足を運びましたが、外観はほとんど変化が無いように感じましたね。
駐車場は店舗前にあるので、車での訪問が便利。公共交通機関ですと、JR西那須野駅東口からバスで「稲荷神社前」停留所下車、徒歩1分ほどで到着できます。
店内の様子

入店すると女性スタッフの方々に迎えられました。許可をいただいて店内を撮影。
外観同様、以前の店舗ほぼそのままと思われる空間。閉店前からのファンの方も、変わりのない様子にホッとされたのでは。

これぞ純喫茶という落ち着いた空間。入口そばの電話ボックスなどレトロな要素もあり、お若い方にも魅力が感じられる場所だと思います。
テーブルの卓数が多くあるので、ふらりと訪れることができそうなのがまた良いですね。
この時のBGMは、おそらく年代古めの洋楽などでした。
メニュー概要
前身の「珈琲専科 茶羅」からレシピを受け継いだチーズケーキなどのスイーツや、パンを使った軽食とドリンクが楽しめます。
コーヒーは、系列店で焙煎した豆をサイフォンで淹れるそうです。(カフェラテなどエスプレッソマシンでのメニューはありません)

お腹の空き容量にあまり余裕が無かったので、ドリンクのみ注文。
名前に惹かれて山吹ソーダ(650円)にしてみました。みかんがベースとのことですが、確かにこれは山吹色!

シロップと、おそらく無糖の炭酸水の組み合わせのようで、くどくないさわやかな甘さ。
細かい氷がたくさん入っているのも、なんだかレトロな感じがしました。

ヒカリノカフェが引き継いでくれたおかげで、またこの空間でゆっくりできて良かったなあ。チーズケーキも食べたかったけれど、またの機会に。
ベテランのお客さんにも、純喫茶ブームで興味を持ったであろうお若いお客さんにもおすすめできる一店です。
復活オープンから始まった新しい歴史も、長く続きますように。
店舗情報
