宇都宮市の徳次郎のほうにある“リゾートライクな”カフェレストラン、宇都宮アルプスの森 京屋茶舗。
新緑の季節、友人と一緒にモーニングを味わいに訪れました。
場所・外観

国道293号の徳次郎交差点からひとつ東側の信号を曲がり、大網道と書かれた道を北上。
正面に山々が見えたのですが、あれが宇都宮アルプスなのかな~。
田川に架かる橋を渡ったところで、かなり道が狭くなり不安になるも、まもなくお店の看板を発見。
駐車場はキャンプ場と兼用で50台分くらいあるそうで、車で訪れるのが便利な場所です。
公共交通機関の場合は、宇都宮駅からバスに乗れば訪問可能な範囲と思われます。(最寄りバス停「晃陽中前」から徒歩10分強)

京屋茶舗は木々に囲まれた、ダークグレーの一軒家。
白い壁伝いに歩いていきますと・・・

のれんが掛けられた入口がありました。お店のロゴが入っていて素敵。
もともと宇都宮の中心部で営業していた日本茶専門店で、2015年5月に移転したそう。もう10年ほどはこちらで営業しているんですね。
店内の様子

スタッフさんに迎えられ入店。先に注文と会計を済ませます。その後に許可をいただき店内を撮影しました。
茶色が基調の、和の雰囲気漂う空間。薪ストーブが置かれるなど、温かみがあります。
客席が多く、使い勝手が良さそうなのも◎ 大きめのテーブルがあるので、グループで訪れても大丈夫そうです。


日本茶を中心とした茶葉、陶器のカップやお香などの和雑貨と、販売スペースも充実しています。
スコーンなどテイクアウトできる焼き菓子もいろいろとあって、自宅で楽しんだり、ちょっとしたプレゼントにも良さそうでした。

さらにこのお店には、ウッドデッキの広~いテラスがあります!
正確には数えませんでしたが、こちらにも10卓くらいはあるんじゃないかと。
テラスはペット連れで利用できますが、段差がある点にはご注意を。

テーブル席はもちろん、緑に向かい合う横並び席や、ゆったり座れる大きなソファーなど、いろいろな客席があります。
周りの木々との距離も近く、間近に自然を感じながら過ごせます。まるで那須にいるかのよう!
確かにこれはリゾートライク・・・宇都宮にこのような場所があったとは、驚きです。
ちなみに店内にだけゆったりした音楽が流れていて、テラスにはBGM無しでした。
メニュー概要

洋食中心のランチと、和スイーツ&お茶が中心のラインナップ。担々麺などヴィーガン対応のメニューもあります。
有機や国産、栃木県産のものなど、使用する食材にもこだわりが感じられます。

前述のとおり、今回は週末限定のモーニングタイムに訪問。
※2025年のモーニングは11月16日で終了したそうです
モーニングのメニューは2種類あり、私は「ひつまぶし極上茶漬け釜飯御膳」(2200円)を注文。
朝からなかなか豪華なお値段ですが、そうそう来られるところでもありませんし、たまにはね・・・。
ちなみに友人はもう一種類の「ボルシチと天然酵母の米粉パンセット」を注文していました。


ご飯は目の前に釜がセットされて炊かれます。南部鉄器と大谷石を組み合わせた釜だそう。
お米も、塩谷の特別有機栽培米だそうで。う~ん贅沢・・・

ご飯が炊けて、盛り付けたところ。浜名湖産のうなぎの白焼きがメインのおかず。
周りを固めるのは厚焼き玉子、青菜のおひたし、香の物と京すぐき漬、日替わりミニデザートのいちご。
ごはんは、ひとつひとつの粒が綺麗~。まずはそのまま噛み締めて、米の甘さを楽しみました。

うなぎの白焼きは、脂が上品。甘めの醤油タレが付いていましたが、ほぼそのままの味で楽しんじゃいました。
そして後半はワサビをのせて、茶師厳選の秘伝のお茶を使用した白だしを注いで、お茶漬けに。
いろんな旨味が合わさっていて、なかなかうまくは言い表せませんが、おいしかったです。

選べるドリンク付き。確か黒豆ほうじ茶だったかな?(失念)
自然の風を感じながらの和食モーニング、堪能しました。お天気が良くてよかった~。

繰り返しますが、宇都宮でまるで那須にいるような、自然に囲まれてのカフェ時間が過ごせました。
価格帯はややお高めですが、この雰囲気と、こだわりの食材を使っている点でも納得。お若いスタッフさんの笑顔ある接客も◎
リゾート感を求めて栃木へとお出かけされる方、那須はちょっと遠いな~という場合に、こちらのお店はなかなか良いですよ。
日本茶専門店からスタートしているお店ならではの、和スイーツも気になりました。季節を変え、お茶しにも訪れてみたいです。
店舗情報


