赤坂にhossimo(ホッシーモ)という気になるお店を見つけました。店名は干しいものことかな?と予想してお店のインスタグラムを拝見したところ、当たり! 2021年6月15日にグランドオープンされたそう。コーヒーと干し芋、しかも赤坂で・・・? 面白みを感じて行ってみることにしました。
場所・外観
東京メトロ赤坂駅から歩いて2分ほど、ビルが立ち並ぶエリアにありました。一見するとコーヒーショップとは気づかないような、周囲の雰囲気に溶け込むスタイリッシュな黒基調の外観です。
店内の様子
女性の店員さんに迎えられました。先注文・先会計。ちょうど先客がいなかったので許可をいただき撮影させてもらいました。生物が描かれたちょっと不思議な壁紙が目を惹きます。
客席はカウンター4席のみとこぢんまりした空間ですので、コーヒースタンドのようなイメージで利用するのが良いかと思います。もちろんテイクアウトでも利用可能。BGMはゆったりとした音楽でした。
メニュー概要
オーストラリア・メルボルンスタイルで淹れたコーヒーと、国産の干し芋を楽しむシンプルなラインナップ。コーヒー豆には化学肥料を使用せず、環境や社会に優しい認証農園の生豆や農園との公平な取引を行ったものを使用。干し芋は完全無農薬・無化学肥料のものだそうで。使う食材にもさまざまな配慮が感じられます。
また店頭では壺焼き芋を販売。私がコーヒーを飲んでいる間にも焼き芋を買いにお客さんがいらっしゃっていました!
店内でコーヒーと干し芋をいただきました。壁紙と同様に生物の絵が入ったお店のシールが素敵(アボリジナルアートというものだそうな)。フラットホワイトは蓋つきで提供されましたが、開けてみるとかわいいハートが!飲んでみるとけっこう苦め。カフェラテよりエスプレッソの量が多く入っているので、しっかりコーヒー感が楽しめます。
茨城産紅はるかを使用した丸干し芋。平干しよりも柔らかくねっとりした甘さが楽しめます。美しい黄金色なのも化学肥料を使わず栽培されたさつまいもだからこそ(詳しくはお店のサイトを参照してみてください)。優しく自然な甘さなのでコーヒーとの相性もなかなか良いかもしれませんね。
お客が私ひとりになったタイミングにスタッフさんとお話させてもらいました。2017年からオーストラリアで無農薬・無化学肥料の干し芋の販売を開始。メルボルンのバリスタにコーヒーと干し芋の相性が良いと教えてもらったことがきっかけで、コーヒーと干し芋が一緒に楽しめる場を作ったそう。ひいては茨城県のさつまいものおいしさも広めることができそうな予感。早くコロナが落ち着いてhossimoがオーストラリアにも出店できると良いですね。