大内宿のある福島県下郷町。かつて小学校の分校だった木造校舎で営業するアートシネマカフェ 会津ジイゴ坂学舎 へ行ってみました。
東日本大震災以降、映画監督の安孫子亘氏が映画制作の拠点としてリノベーションした場所だそう。数年後に一般開放され、カフェレストランやミニシアター、イベントギャラリーなどを展開しています。
場所・外観

旧旭田小学校 落合分校の校舎。間近で見るとかなりの歴史を感じる建物です~。学校自体は2005年に閉校となったそうですが、再び人が集まる場所にしてくださってうれしいなあ。

駐車場は校門を通った右側にあり、約20台ほどは駐車できるので車で訪れるにも便利。
公共交通機関を利用する場合は、会津鉄道の「養鱒公園駅」から徒歩8分ほどで到着できます。
店内の様子

靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて上がります。年季が入った床とか大きな時計とか、学校だった頃の面影が色濃く残っている!
元・学校のカフェには今までにいくつか行ったことがありますが、ここが一番原型をとどめていて、もちろん母校ではないですが懐かしい感じがしました。

「カフェ&ショップ」と書かれた部屋に近づきますと、女性スタッフの方が迎えてくださいました。早めの時間に訪問したもののすでに先客がいらっしゃっていて、提供までに時間がかかるとのことでしたが、のんびり待ちました。

許可をいただき、空いている箇所を撮影させてもらいました。
テーブルは全部で6卓あり、そのうち大テーブルが2卓。大テーブルはご家族でいらっしゃっていた先客が利用されていました。薪ストーブがあるのも良いですねえ。

カフェに入れば元・学校の面影はそれほど感じず、レトロな喫茶店といった雰囲気。そして教室っぽくない間取りだなと感じました。あとで調べてみましたら、ここは職員室だったらしいですね~。
傍らにはショップコーナーがあり、はちみつなどが販売されていました。ここでは日本ミツバチの養蜂もされているそうですよ。
BGMはかなり小さめでしたのでおそらくですが、ピアノのような音楽が流れていました。
メニュー概要

こちらはカフェレストランということで、食事が充実。ランチは平日限定も含めていろいろ種類があり、本格派のしっかり洋食が楽しめます。
また日本ミツバチのハチミツをかけたワッフルやヨーグルト、パフェもあるのでお茶の利用にも良さそうですね。

2023年8月20日からカフェレストラン「m & yu」の屋号で営業。そこからメニューが変わって洋食メニューが充実したそうです。それ以前に行ったことがある方も再訪してみては。

思いのほか食事が充実していたので迷いましたが、パフェが気になってしまった~。 まだ時間も早かったので控えめに季節のミニパフェ(800円)にしました。飴細工が美しく施されて登場!

内容は旬の桃をメインに、バナナやオレンジなどのフルーツが主体。フルーツの下はチョコパフをカスタードクリームで和えたもの? と感じ取りました。
そしてアイスクリームやホイップクリーム、フルーツソースと続く王道の構成。ランチ後のスイーツにも良さそうな、程よいボリューム感でおいしく完食しました。

品物を待っている間に、イベントギャラリーなど他の場所を見て回りました。この時は埼玉県幸手市の「アートのこのこ」さんの展示がされており、子どもたちの感性豊かな作品を拝見できました。
カフェというのは一般的に大人向けの場所であり、静かなお店も多く、私もそういったお店を好みますが・・・
こちらは小学校の校舎を使ったカフェということで、子どもたちの元気な声がとても似合うカフェだなあと。お子さん含めたご家族でいらっしゃっている方が多かったのも印象深かったです。
お隣のテーブルのご家族(千葉県野田市からいらっしゃったそう)が召し上がっていたオムライスやナポリタンがとてもおいしそうだったので、私も次回はランチをしに訪れたいなと思いました。
店舗情報
