江東区の南砂に、ケーキとコーヒーが楽しめるパティスリーカフェが2022年5月30日にオープン。シンプルで誰でも読める名前にしたいという条件のもと、2階にあるお店ということで ニカイ coffee and cake と名付けたそうです。
店主さんはパティスリーに勤めていた経歴をお持ちで、セカンドステージという意味合いも含めているとのこと。
場所・外観


南砂三丁目公園の東側、1階は オステリア・キーヴォ というイタリアン。ニカイへはその横にある階段で上がります。 東京メトロ東西線の 南砂町駅 から公園内を通るルート(2A出口)で徒歩2分ほどと電車でのアクセスは良好。駐車場は無さそうでした。
店内の様子

訪問時は女性の店主さんがおひとりで営業されていました。先に注文・会計をしてから席に着くスタイル。注文を済ませてから許可をいただいて撮影しました。白 × ライトグレーの空間に温かみのある木の家具が置かれ、植物が彩りを添えるナチュラルな雰囲気。

客席はすべてテーブル席、2人用の小さなものが中心で6卓ありました。ぽってりとしたフォルムの椅子がかわいらしい!

天井を見上げると梁を生かした構造になっているのも面白い。梁の片側が斜めに埋まっているのが不思議、どういう造りなのだろう。キッチン上だけ板張りなのもアクセントになっていますね。この訪問時のBGMは女性の声入りでゆったりとした曲調のものでした。
メニュー概要

ケーキと飲み物を中心とするラインナップです(ワンドリンクオーダー制)。軽い食事にピッタリなキッシュプレートもあります。テイクアウトも可能で、ケーキが完売すると早仕舞いするようなのでご注意を。

お昼ごろの訪問だったのでキッシュプレートをドリンク付きで注文しました。薄くサクサクのパイ生地に厚みのあるフィリング・・・私好みのキッシュです!キッシュの内容は日々変わり、この日は カボチャときのこ 。カボチャの甘みときのことベーコンの旨味がフィリングによってまとめられて美味。サラダのドレッシングや根菜のデリもおいしかったです。

キッシュプレートにセットで付けたコーヒーと追加注文したモンブランで、もう少しゆっくりと。茶色のモンブランなので渋皮煮を使ったタイプかな。
固めのマロンクリーム、中の生クリームには洋酒を少し効かせて。渋皮煮もひと粒入っています!テイクアウトも兼ねているためか土台はしっかり固い焼き菓子。全体的にこっくりした甘さで、大きめのカップに入った熱々のコーヒーとよく合いました。

1階のオステリア キーヴォと併せて訪問する常連さんがいたり(ニカイとキーヴォはご親戚関係なのだそうです)。ご近所にお住まいと思われるお子さん連れの方が誕生日ケーキを引き取りにいらっしゃたりと、地元の方に親しまれる微笑ましい光景も目にしました。
おうち時間を彩るケーキ屋さんとしても、お散歩途中でひと休みできるカフェとしても利用できるパティスリーカフェ。今後ますます南砂に欠かせないお店となっていきそうです。
店舗情報
