埼玉県春日部市では、4月中旬から下旬にかけて市の花である藤が見頃になります。春日部駅西口のロータリーから伸びるふじ通りには、春日部駅西口交差点から地方庁舎交差点までの1.1キロにわたって藤棚が設置され、7種類の藤を楽しむことができます。

今回記事にするのは、ふじ通り沿いにある Cafe「音と友に」 。フルートやピアノの奏者や講師、そして指揮者として活動している男性店主が営むカフェです。
店名には「音楽と友達になって、音楽と共にある生活を。」という意味が込められているそう。“一杯のコーヒーを飲みにいく様に、気軽に音楽を聴いてもらえたら” というコンセプトで2006年10月10日に現在とは違う場所にてオープンしたそう。2018年11月、ふじ通り沿いに移転して現在の場所になりました。
場所・外観

ふじ通りの藤棚区間内にあります(ジョナサンの向かい側)。2階建てビルの1階にあり、大きめの看板があるので前を通れば気が付けると思います。
アクセスは東武線の春日部駅から徒歩9分ほどで、電車でのアクセスも良好。お店のサイトによると駐車場は有りとなっていたので後で尋ねようと思ったものの、忘れてしまい確認できませんでした。
店内の様子

開店時間すぐ、男性店主さんに迎えられ入店。許可をいただき撮影させてもらいました。白い空間に統一された家具。カウンターや観葉植物の緑色に癒される、くつろぎやすい店内です。

客席はテーブルが4卓とカウンター数席。程良いサイズ感でゆったり食事が楽しめそうです。この時のBGMはバイオリンのクラシック。

レッスンやコンサートが行われる場所でもあるので、店内にはピアノが置かれています!(この訪問後、ここにテレビも設置されたらしい)営業に余裕があるタイミングには、なんと店主さんが生演奏してくださることもあります!
メニュー概要
ランチとディナーで注文できる品が変わります。カレーはチキンとトマトのスパイスカレーと、ビーフカレーの2種類がありすべての時間で注文可能。ディナーの時間帯はさまざまな一品料理と種類豊富なお酒を楽しむことができます。

スパイスカレーベースのメニューから、ドレス ド オムカレーを注文しました。玉子がくるんと巻かれてまさにドレスのようですね!クラシックが流れるこのお店の雰囲気にもピッタリだ・・・。白米と雑穀米が選べたので雑穀米にしました。

トマトがたっぷり、サラッとした感じのルー。中辛とありましたがピリッとする刺激はそれほどありません。その分クミンなどがホール状で入っているためスパイス感はかなりあり、家庭のカレーとは一線を画すお味ですね。玉子がまろやかにまとめてくれ、おいしくいただきました。

お得に楽しめるランチドリンクを付け、ジンジャーエールに。程よい甘さと爽快感でリフレッシュ。

今回は藤の花を愛でつつのランチで立ち寄りましたが、クラシックが流れる優雅な雰囲気でオムカレーを楽しめました。しかも店主さんのピアノ生演奏まで堪能できるとは、素敵なひとときでしたね。私は音楽には縁遠い人生を送ってきたので多くは語れませんが、クラシックって良いな、素敵だなと思う気持ちが以前より強くなっているのは間違いないなあ。
コンサート付きのパーティーも受け付けていたり、音楽と触れ合える機会を提供しているお店。カフェで音楽と親しめるのは気軽な形から入れるので良いなと思いました。また藤を見に来た際にはビーフカレーを食べに立ち寄りたいなと思います。
店舗情報

ふじ通りの藤写真

ふじ通りは街路樹の藤棚としては日本一の長さなのだそう。今のところ春日部駅西口と藤棚は直接つながっていないものの、いずれ駅から藤棚をつなげる予定なのだそうです(それは良いですね!)


最盛期は過ぎてしまっていましたが、一番遅く咲くというシロナガフジなど、美しく咲いている木もありました。あと一週間早く行けば良かったな~。
埼玉県東部にある春日部市。クレヨンしんちゃんのイメージがありますが、市の花でもある藤の名所でもあります。4月下旬ごろには国の天然記念物「牛島の藤」や春日部駅西口のふじ通りなどで美しい藤を見ることができます。今回は花見がてら、とあるテレビ番組[…]