熊谷駅近くのコーヒー店 FRUITFUL COFFEE が2024年2月29日で閉店し、新たな場所に移転。店名も少し変化して 喫茶 フルートフル コーヒー となり、3月15日から営業再開しています。
場所・外観

移転先は熊谷市本町、髙城神社の向かいにある「大沢写真館」の2階です。市役所からも近いですね。
公共交通機関でのアクセスは、JR熊谷駅から徒歩12分ほどで到着できます(バスで短縮可能)。

開店当初は駐車場が無かったようですが、8月から髙城神社北側に2台分の駐車場ができました。
番号は5と6。一方通行の道路を通りますので、神社北側までは時計回りに進むことになります。【お店のインスタグラムの駐車場説明】

フルートフルコーヒーのある2階へ続くのは赤い階段。神社の近くだし、もしかして朱色なのかもしれません。 どんな場所になったんだろうな~と楽しみに階段を上りました。
店内の様子

男性店主さんに迎えられました。注文を済ませてから、許可をいただき撮影させてもらいました。
茶色と緑色がメインの落ち着きある空間で、神社向かいという静かなロケーションにも良くマッチしています。移転前から比べるとゆったり広くなりました。

客席はテーブル、ソファー合わせて5卓。4人掛けのテーブルもあったので、ご家族やご友人同士での利用もしやすそうです。この時のBGMは軽快な感じから重厚感のあるジャズなどいろいろ流れていました。

大沢写真館自体は80年以上も営業しているそうなので、その時間経過が漂わせるレトロな雰囲気も素敵。(建物自体は築80年では無さそう?)
面白いのが入口近くにある電話ボックスで、中になんとバナナが入っているんです。 自家製バナナジュースに使われるものだそうですが、店名ともマッチした良きインテリアですね!
メニュー概要
移転後、時間の経過とともにフード類やスイーツメニューも充実。使い勝手の良いお店になりました。
コーヒーはブレンドとシングルオリジン、カフェラテなどあり、海外ロースターのコーヒー豆を使うのがこのお店の特徴。紅茶はTEAPONDのものが種類豊富に揃います。

この訪問時は移転したばかりということで、ドリンクのみでの営業でした(入店時に店主さんからその旨確認有り)。
海外ロースターのコーヒーは他ではあまり出会えないなと思い、シングルオリジンを注文。この時は2種類の豆がありましたのでホンジュラスにしました。(もうひとつは確かエチオピア)
香り高く軽やかな酸味が楽しめ、苦味はほぼ無し。浅煎りコーヒーがお好きな方向けですね。
ミルクと砂糖も付けて提供していただいたので、ものは試しとミルクを入れてみたものの・・・うん、酸味系コーヒーはそのまま飲んだ方が個人的には良いかな。

コーヒーの紹介代わりに豆の袋を置いてくださったので後で調べてみたら、アラビカ種のひとつ「パカマラ」という種類で、ノルウェー・オスロにあるコーヒーロースターの焙煎による豆らしい。
私もコーヒーにそれほど詳しいわけではないので、まぁ、なんとなくへ~と思った次第です。

コーヒーの説明が大まかな味のイメージ程度だったり、コーヒーの提供にはミルクと砂糖が付いてきたり。
コーヒーにこだわりがあるお店ではありますが、今回移転にあたり店名も 喫茶フルートフルコーヒー となりましたし、より気軽に入りやすい喫茶店へと近づけたように感じました。
駅から近かった以前の場所とは客層も変わるでしょうし、一般的な喫茶需要に合わせた変化なのかもしれませんね。

コーヒーにこだわりがある方もそうでない方も。そして神社へのお参りがてら立ち寄るのにぴったりのお店です。
次回は電話ボックス内のバナナで作る自家製バナナジュースを飲んでみたいな~。
店舗情報

●訪問記事まとめ●
【初訪問】2020.3 コーヒーとトースト ※移転前
【2度目】 2024.3 コーヒー ※この記事
【3度目】2024.8 季節のゼリーとエスプレッソバナナジュース