熊谷駅近くのコーヒー店 FRUITFUL COFFEE が2024年2月29日で閉店し、新たな場所に移転。店名も少し変化して 喫茶 フルートフル コーヒー となり、3月15日から営業再開しています。 リーネ前店舗閉店から2週間後に営[…]
2019年7月11日、熊谷に果物らしき名を持つ珈琲店がオープンしました。その名もFRUITFUL COFFEE(フルートフルコーヒー)。果物が大好きな私は店名だけで興味を持ったので訪問してみました。
場所・外観

熊谷駅北口から歩いて2分ほど、ビルの1階です。黒が基調になっていてスタイリッシュな印象の外観。お店の駐車場はありませんが隣は大きなコインパーキング。こちらに停めて駐車券を提示すると会計の値段から10%引きというサービスがありましたので利用させてもらいました。
【2021.3追記】 駐車場が用意されたとのことです!まつ毛エクステグラマーとの共用駐車場。詳しくは2021.3.31のお店インスタにて。
店内の様子

迎えてくださったのはお若い男性店主さん。この時は先に注文、退店時に会計をするスタイルでした。許可をいただき撮影を。店内は奥行きがあり、まずカウンター席が並びます。黒と白のメリハリが効いた空間。

奥にはゆったり過ごせるソファー席がありコーヒーに関係したアートの展示がされていました。モノトーンの空間にアートのカラフルさが引き立って良いですね。ソファーは温かみある雰囲気のものが使われていました。

一段上がったところにはL字型に座れるような席も。こちらには写真の展示がされていました。BGMはけっこう大きめの音量で洋楽が流れていました。
メニュー概要
コーヒーの豆はカウンターに並ぶものから選べますが、日本や海外のロースターのものなど各地の豆が3週間ほどのサイクルで入れ替わるそうです!しかもブラックコーヒーの場合だと抽出方法も7種類から選べ、良い意味で訳が分からなくなります。多様なカスタマイズができコーヒー通にはたまらないでしょうね。

初訪問なので奇をてらわずブラックコーヒーを注文。ノルウェー・オスロのロースターの豆にしました。抽出方法は店主さんにお任せで(たぶんPourOverかな)。ポットサービスの紅茶のように自分でカップに注ぎ、湯呑みのような器で飲むのが新鮮。浅煎りならではの心地良い酸味が広がるコーヒーでした。

ケーキも気になりましたがそれ以上に気になった“エシレ”バター!食べたことがなくてどこかで一度と思っていたのです。ほど良い塩気と発酵バターの良い香りで幸せの味でした。使用するパンは同じく熊谷の「Boulangerie Matsuoka」のもので耳までサクサク、おいしかったです。

豆や抽出方法など選択肢の多彩さに高い自由度を感じました。店主こだわりの~というお任せ的なお店も良いけれど、お客さんの好みに合わせる柔軟さがあるお店。しかもコーヒーが苦手な方に向けてはこだわりのコールドプレスフルーツジュースもあるというのも面白いです。香料や甘味料に頼らず果物本来の酸味や味わいを楽しむという点で浅煎りのコーヒーと共通した思いがあり、店名のの“FRUITFUL”にもつながっているようです。
コーヒーマニアの方も単純においしいコーヒーが飲みたい方も、はたまたコーヒーが苦手な方もぜひ行かれてみてください。
店舗情報

●訪問記事まとめ●
【初訪問】2020.3 コーヒーとトースト ※この記事
【2度目】 2024.3 コーヒー ※移転後