東京都心部で、のんびりゆったりしたカフェ時間を過ごすのはなかなか難しいもの。
個人的にこのところ注目しているのが茗荷谷・小石川エリアでして、数はそれほど多くないものの個性的なお店が揃っていて好きです。
今回記事にするお店は、2016年5月14日にオープンした cafe&factory PaLuke(パルケ)。
店名には 陽が差し込む公園のような、気持ちの良い場所であるように との願いを込めているそうです。
場所・外観

茗荷谷駅から湯立坂を下っていき、千川通りとの交差点そばにあります。駅からは徒歩7分ほど、緑が綺麗な道なので程良いお散歩コースになりそうです。
パルケはガラス張りのおしゃれな外観。左側はチーズケーキの製造所で、カフェの入口は右側です。
店内の様子
男性のスタッフさんに迎えられました。はじめに注文と会計を済ませることになりますが、メニューの説明を丁寧にしてくださり好印象。

許可をいただき店内を撮影させてもらいました。クリーム色とレンガ調の壁で、少しかわいらしい感じの空間。
カフェスペースはコンパクトなので少人数向けですが、天然木の温かみが感じられて良い感じ。ブナの板が使われたカウンターが5席あります。

カウンターの他には、ふたり並んで座るタイプのローテーブルがひとつだけあります。
窓からは観葉植物が素敵にディスプレイされているのが見え、工夫が感じられました。


カラフルなガラスブロックやドライフラワーが華やかさを添え、天井を見上げると滑車やブランコがあるのもかわいらしい。
ぐりとぐらや小学校の国語の教科書がまとまった本など、懐かしさでつい手に取りたくなる読み物が置いてあるのも、雰囲気に合っていて良かったです。
訪問時のBGMは、洋楽やボサノバなどでした。
メニュー概要


チーズケーキがメインのお店。定番のプレーンとラムレーズンのほか、季節のフレーバーが登場することも。カットタイプと、小さめサイズのバータイプがあって◎
コーヒー豆は「ONIBUS COFFEE」のものを使用。種類もいろいろありました。

チーズケーキは2種類のフレーバーを味わいたくて、食べやすいサイズのバータイプにしました。飲み物は興味を惹かれたタンポポコーヒー。
見た目はコーヒーそっくり。苦味も少しありますが香ばしさが優勢で、麦茶が濃くなったようなお味かな。甘みは最初からつけられていて、おいしく飲めました。

チーズケーキの生地はどっしり固め、チーズ風味が濃厚でおいしい~。さすが評判の一品ですね。
手前が季節のフレーバーだった安納芋。均一に混ざっているようで、芋の主張はそれほど強くなかったです。
ちなみにこちらのチーズケーキの正式名称は「植村さんのチーズケーキ」。
植村さんというのは1号店である大塚の「cafe & bar totoru」(未訪)のご近所さんで、チーズケーキを監修された方だそう。1号店でチーズケーキの人気が高かったため、製造所を兼ねたPalukeのオープンにつながったというストーリーです。

特に、濃厚なチーズケーキがお好きな方に訪れてほしいお店。バータイプはテイクアウトもしやすいですし、近くの公園等を散策する際のおともにもぴったりですね。
個人的に好みなチーズケーキでしたし、バータイプのおかげで無理なく2種類楽しめました。かわいらしい空間でゆったり過ごせたのも良かったな~。
穏やかな季節にのんびり散歩がてら、また訪問したいと思ったお店でした。
店舗情報
