東京メトロの駅としては最北端 & 最西端である和光市駅。東京メトロユーザーの方なら「和光市」の文字を目にする機会も良くあるのでは。また東武東上線も通るので便利な駅であります。
そんな東京メトロのはじっこ、和光市駅から徒歩圏内の場所に カフェポロン(cafe pollon)という自家製マフィンとカフェのお店が、2024年2月1日にオープンしました!
カフェポロンは東京の千駄木にて2018年11月10日に開業、2023年8月に移転のため一度閉店。当初の移転先は谷中銀座を予定していたらしいですが、最終的に新たなスタートを切る場所は和光市、ということになりました。
場所・外観
新しいカフェポロンがあるのは、和光市駅南側の駅前通り沿い。かわいらしい猫ののれんが掛かった、白い2階建ての建物です。お隣は鍵屋&靴修理のお店、向かい側にはドラッグストアのウエルシアがあります(元サンディだったところ)。
約1か月後に再訪してみると新しい看板が付いていて、2階にカフェがあることが分かりやすくなりました!
和光市駅から徒歩7分ほどの距離なので、電車でのアクセスは良好。車で向かう場合は、お店の駐車場は無いので近隣のコインパーキングを利用することになります。
(自転車の場合は歩道に停めることになり「長時間の駐輪はできません」の注意書きあり)
店内の様子
到着すると先客が数人いらっしゃり、順番に入店。おいしそうなスイーツが並ぶショーケースと女性スタッフさん数人が迎えてくださいました。
カフェ利用であることを告げたところ「まず2階へ行き、席を確保しメニューを決めてから1階へ注文しに戻る」というようなシステムでした。
というわけで、注文する前に2階へと上がりました。上がる前に許可をいただいてから撮影。
オフホワイトの空間に木製家具中心に置かれた、落ち着ける雰囲気のカフェスペース。テーブルが3卓(うち4人席はひとつ)と、窓向きのカウンター4席です。
千駄木にあった以前の店舗ではカフェスペースがもっと小さかったそうなので、より利用しやすく◎
インテリアの特徴としては、猫の本や雑貨が多かったのが印象的。お店のロゴも猫がモチーフになっていますし、店主さんは猫がお好きなのかな?
この時のBGMは洋楽やボサノバ。(テレビCMで使われていた、天才バカボンのボサノバも流れてきました~)
メニュー概要
マフィン中心のスイーツとドリンクが中心のラインナップ。北海道産小麦やよつ葉バターなどの安心な素材を使って、丁寧に作られています。1階ショーケース内のマフィンやスコーンなどはテイクアウト可。
プリンや季節のパフェなどのカフェ限定メニューも魅力的。(カフェはワンドリンク制:ドリンク注文が必須です)コーヒーはオーガニックとデカフェの2種類が用意されているので、カフェインを気にされている方も利用しやすいですね。
フレッシュ苺がのったマフィンと、自家製キッシュを組み合わせてみました。ドリンクはオーガニックコーヒーを。
強い主張はなく、香ばしさと穏やかな苦味が楽しめるコーヒー。これはミルクと砂糖を入れた方が個人的に好きなタイプだと思い、入れて楽しみました。
こちらのマフィンは、生地がけっこう茶色いのですね~。(喜美良という茶色いさとうきび糖を使用しているためかな?)
さっそくひと口いただいてみると、しっとり・もちっとした食感。そして優しい甘さでとてもおいしい! 生地が甘すぎないので、フレッシュな苺の味が引き立ちます。そこにマフィン生地より一段階甘いホワイトチョコが加わるのが良いですね。
この日の自家製キッシュはほうれん草とベーコン。サクサクっと香ばしくて軽いパイ生地と、ベーコンの旨味、ほうれん草のちょっとした苦味がこれまたおいしかったです。
マフィンとキッシュ、甘いのとしょっぱいのでちょうど良い。お昼時に訪問したので、ランチ替わりとしてなかなか良い組み合わせでした。
退店しようと1階に下りたら、ちょうどテイクアウトのお客さんが居られないタイミング。そこで店主さんとも少しだけお話することができました。
甘すぎるものが苦手なので(コンビニスイーツは甘くて食べられないそう)、それなら自分でスイーツを作ろうと思われたんだそうです。マフィンのレパートリーはなんと100種類以上あるとか! この日並んでいたマフィンは6種類。毎日違うものが登場するので、何度も訪れたくなっちゃうなあ。
スタッフさんがおすすめしてくださったので、マフィンのテイクアウトもしちゃいました。食べやすい大きさなのと、このしっとりもちっとした生地、優しい甘さが個人的に好み。また訪れて別な種類も食べてみたいなと思います。(次回は店内でパフェ+マフィンテイクアウトかな~)
約1か月後に再訪。季節のパフェに紅茶を合わせてみました。※ワンドリンク制
紅茶の茶葉はマイティーリーフのオーガニックのものを使っています。2種類あったのでアールグレイをチョイス。ポットで提供され、カップ2杯分以上楽しめました。
パフェはカシスと北海道ミルク2種類のジェラートが主体。味は濃いけれどもすっきりおいしいジェラート。フレッシュな苺やクリームと一緒に食べても良しです。
下の方もコーンフレークやヨーグルト、ラズベリーソースとさっぱりした構成。くどくなく完食しましたが、食べ終わってみるとけっこうボリューム感あり。アイスの割合が多いので、温かい飲み物と組み合わせて正解でした。
前回訪問時に気に入ったマフィンもテイクアウトで購入。猫モチーフのオリジナル袋がかわいらしい~。
スイートなバナナサワークリーム、香ばしさと甘じょっぱい桜の風味が楽しめたほうじ茶桜。どちらもおいしかったです。
千駄木時代からのファンの方も、ぜひ和光市の新しいポロンへいらっしゃってくださいね。近くに「まつたかパン」というおしゃれなパン屋さんとか、行列のできる「だんごの美好」などあるので、和光市グルメを併せて楽しんでみてください。
店舗情報
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