埼玉県営大宮公園は日本さくら名所100選や日本の都市公園100選に選定されており、埼玉県で一番利用者が多い県営公園なのだそうです。その県民憩いの公園近くの住宅地に2018年7月20日にオープンされたBlue Bird Cafe(ブルーバードカフェ)に訪問しました。
場所・外観

大宮公園(第一公園)の北側、「歴史と民俗の博物館」近く。周りの住宅と溶け込んでいるかのような外観です。脇に駐車場も1台分あります。エントランスには目隠しの役割も果たしているであろう木々が植えられ、大宮公園と同調するようでもありました。
店内の様子

女性スタッフさんに迎えられ、靴を脱いで上がります。許可をいただき空いているところを撮影。一軒家の1階部分を利用したシンプルかつナチュラルな店内、窓からは庭の緑が綺麗に見えて素敵な雰囲気です。テーブル4卓ほどと入口近くの土間部分にもテーブルとカウンター席がありました。
目を惹くのは多数展示されたアート作品。カフェ内にaterier Blue Bird(アトリエブルーバード)が併設している形で絵画や若手作家さんのアクセサリーなどを展示しています。またオーナーさんご自身もグラフィックデザイナーや水彩画を描かれていらっしゃいます。

この時の展示はオーナーさんの作品だったようです。絵画にはまったく詳しくないのでありきたりな感想ですが、幻想的な雰囲気で素敵でした。原画をジークレー版画(高性能カメラで原画を撮影し、和紙に高精細に印刷する)に起こし、その上から一点一点着彩することで原画に近い作品になるとのこと。ジークレー版画は販売も行っているそうです。店内に流れるBGMはヒーリング系のような癒しの音楽でした。
メニュー概要
無農薬野菜、抗生剤を使用していないお肉など安全な食材を使用。調理も極力無添加を心掛けているそうです。コーヒーは「ミドルアースコーヒー」の豆を使用。

ハンバーグのランチを注文しました。ランチはサラダ・スープ・ドリンク付き。スタッフさんが目の前でハンバーグの容器のふたを取ると、立ちのぼる湯気とおいしそうな匂いが食欲をそそります!表面を焼いたあと蒸して作っているのかな。

添えられたワサビ醤油で食べますと、お肉の旨味がシンプルに伝わってきます。ヘルシーですね~。ローズマリーが香るミネストローネやサラダなどもシンプルな味付けでした。極力無添加ならではやさしいお味。

食後のドリンクにアイスコーヒーを選び、追加でミニパフェをいただきました。アイスコーヒーは豆から挽いてくださっていたようなのでおそらく急冷式で淹れたのかな。きりっとした苦味とフレッシュな香りが楽しめおいしかったです。底の部分に気泡が閉じ込められたグラスも素敵でした。

パフェの内容はグラノーラとアイスといちごジャム。食後ちょっと甘いものが欲しい時に良い量。グラノーラの食感と香ばしさがたまりません。

コロナ禍以後は感染症対策を取りながら“安心な食事を届けること”を核において営業を続けておられます。スタッフさんの接客も丁寧で好印象。大宮公園近くというロケーションも良いですし、寒い時季には薪ストーブが焚かれるみたいですね。また季節を変え訪問してみたいお店でした。
店舗情報
