カフェが好きな私ですが、特定の世界観を持つ「コンセプトカフェ」は特殊なので、訪問の対象にしていませんでした。
しかしながら好みのジャンルのコンセプトカフェなら興味は湧くもの。このお店の存在を知って、行ってみたいと思い足を運んだ次第です。
それが中野ブロードウェイにある 純喫茶ジンガロ(zingaro)。現代美術アーティストの村上隆氏がプロデュースしたお店です。
前身の「Bar Zingaro」を2020年5月で閉めた後、昭和レトロな雰囲気を加え、より多くの人に親しまれやすい純喫茶として2023年4月29日にリニューアルオープンしました。
場所・外観

ジンガロがあるのは中野ブロードウェイの2階。ドアなどは無くオープンな雰囲気です。できあがった世界観で迎えてくれます。
アクセスは、中野駅からブロードウェイまでは徒歩3分ほど。駐車場は無いので、車で向かう方は近隣のコインパーキング等を利用することになります。
店内の様子

入店したらまず利用する席を決め、テーブルにあるQRコードをスマホで読み込んでメニューを見ます。その後に注文カウンターへ足を運び注文・会計をする流れ。
許可をいただき店内を撮影させてもらいました。緑色のソファー、レースのカーテン、花柄の床など昭和レトロな要素が満載。

テーブルは10卓、テーブル型ゲーム筐体が使われています。テーブル型筐体をご存じの年代には懐かしく、初めて見る方には新鮮に見えることでしょう。
BGMは懐メロや、12月の訪問でしたのでクリスマスソング等が流れていました。

しかもゲームはプレイ可能。ちゃんと動く状態の良い筐体を集めるのは相当な苦労があっただろうなあ。
ちなみに1プレイだけやってみたら、速攻でゲームオーバーになりました・・・。(COMの容赦ない強さにあぜん)

そして村上隆氏のアート! カウンター後ろのネオンやクリスマスツリーなど、お花(フラワー)のキャラがいっぱい!!
このお花のキャラが大好きな私にとっては、たまらない空間でした。
ちなみに居合わせたお客さんは、外国の方が多かったですね~。男性スタッフさんが英語でスマートに接客されていました。
メニュー概要
軽食やスイーツとドリンクが楽しめるラインナップ。お花のキャラクターがあしらわれたメニューも一部あります。
お花キャラのメニューがお目当ての場合は、写真のチェックをお忘れなく。【2024年10月のメニュー】
マフィンやクッキー缶などテイクアウトできるものもあるので、お土産にも良さそうです。

お花のキャラが好きでここに来た私はもちろん、お花キャラ全開のメニューを注文。
4種類のマフィンから、青いお花がかわいらしいアールグレイ(720円)をチョイス。スタッフさんが「マフィンで一番人気なんですよ~」と教えてくださいました。
ドリンクは抹茶ラテのレギュラーサイズ(880円)をホットで。「祇園辻利」の茶葉を使い、注文ごとに茶筅で点てるという本格派。

青いクッキーはブルーココ、小さい赤いクッキーはラスベリー味。サクサクといい食感。
マフィンの生地にはアールグレイの茶葉がたっぷり入っていて、バターの香りも良くおいしかった~。
抹茶ラテは無糖だそうですが、ミルクの自然な甘さとほろ苦い抹茶が調和していました。見た目がかわいいだけじゃありませんね。

まさかあの、ほんわかした笑顔が好きだな~と思っていたお花のキャラを喫茶の形で楽しめるとは。中野に来たらまた寄ってしまいそうです。
村上隆氏のアート、お花のキャラが好きな方には間違いなくおススメ。
中野ブロードウェイ4階には「Tonari no Zingaro」というスーベニールショップもあるので、併せて回ると良いと思います。
店舗情報

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