2025年晩夏、新潟県中越地方を旅行しました。目的のメインは温泉とグルメ。その旅の中で、一軒のカフェと偶然出会いました。
小千谷駅前にある 珈琲とおみやげの店 アルペジオ。2023年11月17日にオープンしたお店だそうです。
場所・外観

JR小千谷駅。ここを訪れた当初の目的というのは・・・


コイキングのポケふた!小千谷は錦鯉の街なので、コイキングが描かれているのですね~。
小千谷市内には駅を含めて4か所にコイキングのポケふたが設置されているので、ポケふためぐりも楽しんでみては。

ポケふたの撮影を終えて、駅周辺を見回してみると・・・おや?あのお店は何だろう?

近づいてみると、珈琲の文字を発見!
ノーマークのお店でしたが、のれんと引き戸が良い雰囲気なので、ご縁を感じて入ってみることにしました。
ちなみにお店の駐車場は、アルペジオの裏手にある「小千谷駅南駐車場」に3台分あります。
(23・34・45番。詳しくはお店のインスタグラムをご覧ください)
店内の様子

女性のスタッフさんに迎えられ、入口左側のカウンターで注文と会計を先に済ませます。
(あとから男性のスタッフさんもいらっしゃった。ご夫婦で営業されているのですね)
許可をいただき店内を撮影。ベージュ色の空間と暖色照明の組み合わせが温かで、ホッとできる雰囲気です。
客席は2人テーブルが4卓と、入口横にあるカウンター3席といったところ。
“珈琲とおみやげの店”ということで、鯉モチーフのかわいらしい雑貨や笹団子など、お土産の販売もしていました。

壁の模様のようになっている木枠。この空間にあっては特徴的で良いなと感じたのですが・・・
ここは2023年7月まで、店主さんのご実家であるお土産屋「イマイ商店」だった場所だそう。
お店のインスタグラムに載っていた開業準備の記録を拝見したところ、お土産屋時代からあった木枠を残したものだと分かりました。
以前のお店の面影が一部引き継がれているという点でも、素敵なリノベーションですね。
BGMはゆったりした雰囲気のものが、程良い大きさで流れていました。
メニュー概要

フード等はなく、コーヒーとスイーツが中心のラインナップ。
コーヒーのメニューはドリップ、カフェラテなどひと通り揃っています。
豆について尋ねたところ丁寧に説明してくださり、この時は中浅煎り~深煎りのものとデカフェの5種類がありました。

たまにはこっくりしたものをいただいてみようかなと思い、テリーヌショコラプレート(500円)。
コーヒーは深煎りの沐(moku)という晩夏のオリジナルブレンド(500円)。スリランカの大きめのカップで提供されました。
しっかり深い苦味のあるコーヒー。きつすぎない苦さで、程よくまろやかでおいしかったです。

テリーヌショコラは「パティスリールディック」のものだそうで、小さめカットですが濃厚なので満足感高し。
一緒に注文した深煎りコーヒーとも素晴らしく合いますし、添えられたドライオレンジやピスタチオと合わせて食べても◎

夕方のゆったりした時間に、深煎りコーヒーとチョコの濃厚な甘さに癒されました。
退店する際に店名のアルペジオについて伺いましたら、音楽用語なんだそうです。
和音を順に鳴らすということから物事の重なり、響き合いを表している、という趣旨だったかと。奥さまが丁寧に答えてくださってうれしかったな。

旅の途中で一軒くらいカフェに寄りたいなぁ~と思いつつも、日程にうまく組み込めず諦めかけていた時に訪れた、偶然の出会い。
コイキングのポケふたを見に小千谷駅に寄らなければ、この出会いは無かった。まさにご縁だな~。ありがとうコイキング!笑
地元の方の日常使いにも良いですし、私のような観光客にも、アクセスが良くて利用しやすいお店。どなたもぜひ訪れてみてください。
※この記事にはプロモーションが含まれています。2025年9月下旬に一泊二日で、新潟県の十日町市、小千谷市、長岡市、魚沼市あたりを自家用車で旅行しました。主な目的は温泉とグルメですが、なかなか素敵な旅になりましたので旅行記をつづ[…]
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