東久留米市にある EAST END WHITE〜coffee~(イーストエンドホワイトコーヒー)へ。2018年2月23日にオープンした自家焙煎珈琲店。店名は東久留米にちなんでの east のようですが・・・東の果ての白とは果たして何なのか。
場所・外観

西武池袋線の線路沿い、ダークブルーに塗られた三角形の建物。店内の様子も窺えず、一見すると何のお店か分かりにくいですが “世界の珈琲豆 自家焙煎” と書かれた看板が傍らに置いてあることでコーヒー屋さんだと認識できます。
(でもこのお店のものとしては違和感あるなと思ったら、他の喫茶店で使われていた看板を引き継いだもののようで)
西武池袋線の東久留米駅から徒歩2~3分の距離にあり、電車でのアクセスが良好。駐車場は無いので、車で訪問する場合は近隣のコインパーキング等を利用することになります。
店内の様子
入店前の段階では中の様子が分からないので、少し緊張しつつドアを開けてみましたら、キッチンに居られた男性店主から「お2階になります」とすぐ声が掛けられました。
入店して間髪入れずの声掛けだったので一瞬状況が理解できなかったけれど笑、1階はカウンター席のみ(しかも先客のおじさま方でほぼ満席)。なるほど、と頭の中を整理して2階へ上がりました。

階段で上がった先に広がっていたのは、物が雑多に置かれたコンパクトな空間。窓が小さいので、外の光があまり入らず暗めです。4人ほど座れそうなテーブル1卓と、1~2人席が3卓の計4テーブル。

ベージュやダークブルー・ダークグリーンなど、壁や天井の色が何色かに塗り分けられているのがオシャレだなあと思いました。思ったより建物も古そうだけれど、柱や梁が艶のある茶色に塗られていい味を出しています。オープンまでの内装に3年ほどかかったそうで、こだわった箇所がたくさんあるのでしょうね。
本がたくさん置いてあったので、読書好きの方にも良さそう。BGMのジャズや洋楽が空間の雰囲気に合っていました。
天井が低く、狭くて暗いけれどもその分おこもり感があって、個人的には居心地は悪くなくなんだか落ち着きました(2階には他にお客さんがいないタイミングであったことも大きいかな)。
メニュー概要
パンを使った軽食メニューが充実、トーストと自家製ソーセージのホットドッグが何種類かあります。
コーヒーはブレンド・シングルオリジン・デカフェと豆の種類がひと通り揃います。ストレートコーヒーだけでなく、ラテやコーヒーハイボールといったお酒が入ったメニューまであり、様々な形でコーヒーが楽しめます。

普段はチョコレートにあまり惹かれないのですが、この時は久しぶりに食べたい気分だったのでガトーショコラにしました。コーヒーはニカラグアをチョイス。
中煎りのニカラグア・ラグーナという種類だそうですがとても香り高く、適度な苦みと程よい酸味があってとてもおいしかったです。

ガトーショコラは厚めのカットがうれしい。なかなか食べ応えありましたが程良い甘さでしたので、最後までおいしく完食。コーヒーとも合いました。

なかなか落ち着ける空間だけれど、独特の匂いがちょっと気になるなあ(建物が古いせい?)と最初に思いましたが、各テーブルに置いてあった灰皿で察しました。このお店は喫煙が可能なのか~! 換気扇は一生懸命回っていましたし、この時は2階にいた客は私だけだったからまだ運が良かったけれど・・・。
私はあえて下調べを深くせずにお店に行くもので、喫煙可能という情報を知らずに訪問してしまいました。退店時には1階にいたお客さんが喫煙中のタイミングとなり、会計の際は息を止めて対処しました笑
喫煙可能ということを下調べの段階で知っていたら、訪問しなかった可能性が高いです。そうなるとどんなお店なのか分からないままだったし、知らずに訪問してまあ良かったのかなと。コーヒーもおいしかったし自家製ソーセージのホットドッグも気になったけれど、匂いを我慢して再訪するかは迷うところ。なかなか良いお店だと知ってしまっただけに葛藤しますね。(でもタバコはやっぱりきついなぁ~)

分煙だった時期もあるらしいですが、今は全席喫煙可能。ということはお客さんのニーズに合わせた変化なのでしょうし、これはもう住み分けってことで仕方がない。今となっては貴重な喫煙可能店、コーヒーとタバコは相性が良いらしいし、愛煙家の方にはうれしい存在となっているのでしょう。
ちなみに店内に入らずにテイクアウトできる小窓があり(青のれんがかかっているところ)、コーヒーが購入できます。タバコが苦手な方は店外からテイクアウトを利用するのが良いと思います。
店舗情報

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