個人的に、東京の中で好きな街1、2を争う吉祥寺を久しぶりにぶら~り散策。
向かったのは、2025年2月20日にオープンした 珈琲 笠間(こーひー かさま)。
夜のみ営業するカフェバーを昼間に間借りして4年半ほど営業した後に独立、移転オープンしたというお店です。
場所・外観

住所は吉祥寺本町2丁目、西三条通りにあります。吉祥寺駅から徒歩9分程度。
間借り営業していたカフェバー「チャーチウッド」のすぐお隣。高島荘というアパートを改装したテナントのようです。

どこかで見覚えあるなあと思ったら、こちらは花屋の「ヒトクサ」が2024年12月まで営業していた場所。
併設のカフェがあったころに一度訪れていました。(前ブログ)
この日はランチをしに吉祥寺へ。そういえば、最近オープンしたお店があるみたいだなぁ、と思い出し外観の雰囲気だけでも見てみよ…

入口に、おねがいごとの張り紙がありました。ひと組3名まで、撮影は手元のみ、お支払いは現金のみなど。
インスタグラムに掲載のお願いも、併せて読んでおくと安心です。【お店のインスタグラム】
店内の様子
入店すると、オーナーご夫妻に迎えられました。お好きな席へどうぞとのことで、奥の窓際へ着席。会計は退店時でした。
店内はクリーム色の壁、アンティークの木製家具がとても似合う空間。床の一部は板張りです。客席はテーブル7卓、キッチンカウンターに4席。
午前中に訪問しましたが、自然光がほぼ一方向からしか入らない。天井から下がるペンダントライトも小さいので、全体的に暗め、落ち着きがあります。
暗めの店内に、各テーブルに飾られた生花が彩りを添える。この時のBGMはヒーリング系のような癒されるピアノ曲でした。
メニュー概要
フードは無く、ベイクドスイーツとコーヒーを楽しむお店。
ネルドリップで丁寧に淹れるため、時間は長めにかかります。珈琲チャイなどアレンジ系もあり。

いくつかあったストレート珈琲から、タイの豆をチョイス。取っ手の無い陶器で提供されました。
香りは芳醇ですが、苦味や酸味は比較的穏やかで、飲みやすかったです。

スイーツはいちごと小豆のベイクドタルトを。冷やされての提供で、土台のサクサク食感が際立ちます。
小豆はあんこではなく、粒状のものが入っています。甘すぎず素朴な味わいで、いちごの酸味が引き立ちます。コーヒーのお供にもぴったりでした。
開店祝いのお花を見て気づいたのが、店名はオーナーさんの名字なんだ!ということ。
コーヒーも陶器で提供されたりで、茨城の笠間から?と予想していたのですが、見事にハズレました笑
訪問時は幸運にもゆったりした店内で、ネルで淹れるコーヒーがポタポタ落ちる音すら聞こえるほど、静かに過ごせました。
オーナー夫妻の笑顔ある接客も好印象。良い珈琲時間が過ごせて、行って良かったなぁとしみじみ思えたお店。またふらりと訪れたいですね。
店舗情報

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