熊谷市に、ポルトガル菓子の「パステル・デ・ナタ」を提供する新しいカフェができたので、興味を惹かれて行ってみました。
お店の名前は LP café(エルピーカフェ)。
2023年3月からキッチンカーで営業しており、2025年11月13日に実店舗をオープンされました。
場所・外観

LP caféの実店舗の住所は熊谷市箱田。ラーメン屋「すず鬼 熊谷うえちゃん店」の隣にありました。
ガラス張りでオープンな雰囲気、青いドアが特徴的な外観。
お弁当やスイーツのテイクアウト店「でこぼこキッチン」が営業していた場所を引き継がれたそうです。


駐車場はお店の横(北側)に2台分有り。
前後のスペースがちょっと狭いので、コンパクトな車の方が入れやすいと思います。
公共交通機関で向かう場合は、JR熊谷駅から徒歩20分程度。バスを利用すれば徒歩の距離を減らすことができます。
店内の様子

入店すると、すぐに女性店主さんが迎えてくださいました。注文と会計を済ませてから、許可をいただき店内を撮影。
ショーケースには、メインメニューであるポルトガルのお菓子「パステル・デ・ナタ」が並びます。
これを機にエッグタルトとの違いを調べてみましたら、ポルトガルの修道院菓子として生まれたのがパステル・デ・ナタ。
そこからポルトガルに統治されていたマカオに伝わったのがエッグタルト。よってアジア圏にはエッグタルトの方が馴染みがあるということらしい。
名前が違うだけで同じお菓子かなと私は思っていましたが、少し違いもあるそうですよ。

持ち帰りがメインとはなっていますが、カフェの客席が少しあります。こちらは窓際の横並び席。
オフホワイトの壁と茶色の家具で、落ち着きある空間です。
私はでこぼこキッチンさんは未訪なので比較ができませんが、内装もほぼそのままに引き継いでいるのかもしれませんね。

こちらは高さのある丸テーブル席。先ほどの横並び席と合わせて計2組・4人分の客席となっています。
トッピングがのるタイプのパステル・デ・ナタを、エスプレッソコーヒーと合わせて店内で楽しんでいく、なんて使い方ができそう。
訪問時のBGMは洋楽でした。
メニュー概要

パステル・デ・ナタはいくつも種類があるので、複数買って食べ比べするのも楽しい。期間限定メニューも登場します。
ドリンクはオーストラリアのエスプレッソコーヒーが中心。同じ熊谷の「焦がし屋 武一」の茶葉を使ったほうじ茶ラテもあります。

アップルシナモンのパステル・デ・ナタ(イートイン357円)と、カプチーノ(イートイン510円)を注文しました。
カフェラテやフラットホワイトもありましたが、カフェラテよりエスプレッソの割合が多く、フォームミルクもたっぷりなのがカプチーノ。
狙い通り、しっかりしたコーヒー感とふわふわのミルクの甘さが楽しめて、おいしかったです。

パステル・デ・ナタは、手で持って食べ進めましたが・・・土台のパイがサックサクで、おいしい!
一度も皿に置くことなくパクパクと食べ続け、一気に完食しちゃいました。
(普段の私は、スイーツと飲み物は均等に食べ進めることが多いんですけどね~)
とろりとしたクリーム、食感が残る程度に甘く煮たりんごとの相性も、もちろん◎ アップルパイにも近いお味です。
後で調べたところ、パステル・デ・ナタは土台にパイ生地を使うのだそう。そういえば、エッグタルトはタルト生地が多かったかも。

店名の由来は、2匹の愛猫ちゃんから。そういえば、お店のロゴにも猫ちゃんが2匹描かれていますね。
この日は店主さんと店主さんのお母さま、おふたりで営業されていましたが、少しお話もさせてもらったり居心地よく過ごせました。
また「いつでも」お越しください、という退店時の声掛けもなんだか温かくて、個人的に印象に残りましたね。
また熊谷を訪れた際には、生地サックサク、中のクリームとろ~りのパステル・デ・ナタを買いに行こう。

ノーマルのパステル・デ・ナタ(300円)と、この日で販売終了だったキンカン(350円)をテイクアウト。
一緒に食べた夫も、おいしいの一言でした。笑
店舗情報

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