久喜駅からほど近い住宅地に2016年11月27日にオープンしたyunicafe（ユニカフェ）。若き女性店主さんが、お祖母さまが営業されていた居酒屋を改装して始めたとてもかわいらしいカフェです。当初はモーニングからランチ、夜カフェまでと営業時間の長いお店でしたが、3周年を迎えた2019年いっぱいで一度閉店。半年後にスイーツとドリンク中心のお店として再オープンしました。
場所・外観
久喜駅東口から徒歩5分くらいの住宅地にありました。駐車場もお店の前に5台ほど停められアクセス良好。真っ白な建物に店主さん自ら製作されたという看板がキュートです。再オープン後は基本的におひとりで営業されていた女性店主さんに迎えられました。
店内の様子
席に案内されたら置いてあるメニューを見て注文を決め、カウンターにて注文と会計を先に済ませるスタイル。注文後に許可をいただき、空いている箇所を少し撮らせてもらいました。こちらはキッチンカウンターから少し離れたテーブル席で、グループのお客さん中心に案内されていた様子でした。
キッチン向きのカウンター席と、窓際の小さなテーブルにはひとりのお客さんが多く案内されていました。こちら側は窓からの光も良く入って明るい。全体的に白と木のやさしげでかわいらしい雰囲気なので、女性が好みそうな空間です。BGMもかわいらしい曲でお店の雰囲気に合っていました。
メニュー概要
スイーツ中心のお店になってからもフードが少し用意されていました。スイーツは3種類をかわいらしく盛り付けてくれるセットもあり。コーヒーは豆を数十か月寝かせるというエイジングコーヒーを扱う「コクテル堂」(サイト)のもの。
訪問記録
初訪問（2021.5）
生ケーキ3種類のハーフサイズが盛り付けられたセットを注文。クッキーやフルーツ等で飾られとてもかわいらしい・・・。ドリンクメニューにラテ系が多かったので気になり抹茶ラテにしたら、これまたかわいらしいクマのラテアート！フォームミルクが滑らかで抹茶感もしっかりありおいしかったです。
この日は「アメリカンチェリーとほうじ茶、生チョコのロールケーキ」「アメリカンチェリーとキウイ、柑橘のアールグレイショートケーキ」「バスク風オレンジチーズケーキ」。ロールケーキは弾力のある生地で甘さ控えめ、ショートケーキは少し甘めで紅茶の香りが良く、バスクチーズは焼きしっかりでこれぞバスクチーズ！という感じ。オレンジがさわやかでした。初来店で3種類楽しめるこのセットはうれしいな。
2度目の訪問（2021.11）
11月いっぱいで閉店されると知り、間際は混みあうだろうと考えて早めのタイミングで行き納めへ。私も大好きな栗を使ったスイーツが登場していたので、栗のショートケーキのフルサイズとマフィンを。マロンクリームと香ばしいほうじ茶生地の相性も良く、秋らしいショートケーキ。和栗のマフィンは小ぶりで表面はカリッと香ばしくておいしかったです。
やっぱりこのお店ではラテ系に惹かれてしまった！（注文時にはエイジングコーヒーの存在に気づいていなかったしね。）秋らしくかわいい栗のラテアートを描いてくださり季節感の演出も素敵です・・・。ミルクのまろやかさにほうじ茶の香ばしさが重なりホッとするお味。
前々から存在は知っていたものの、私自身がかき氷に意識が向いていた時期にオープンしたので完全に行くタイミングを逃してしまったお店。営業の移り変わりを見ることができなかったし（モーニングやランチにも行ってみたかった）、閉店されるのは残念に思います。しかしご出産・育児というおめでたい理由ですし、ゆくゆく状況が落ち着けばもしかすると再オープンもあるかもしれない・・・？ 閉店後にアップされたお店のSNSを拝見すると、店主さんはカフェを開くべく高校生のころから一直線に進んでこられたそう。まずは無事にご出産の日を迎えられますようにとお祈りするばかりです。5年間の営業お疲れさまでした！
店舗情報
