私のカフェめぐりは、その当時住んでいた栃木県からスタートしました。カフェが好きといってもコーヒーは苦手だったので、たいてい紅茶を注文し、たまにカフェラテといった感じ。コーヒーを飲めないのが申し訳なく感じ、コーヒー専門店には行くのを遠慮していました。
そこからだいぶ月日は流れ 笑、たいていブラックで飲むほどコーヒーが好きになった私。こだわりの一杯をいただきに、コーヒー専門店へも楽しんで訪れています。
今回は若かりし頃の私が行けなかったであろう宇都宮の自家焙煎珈琲店 アコースティック珈琲舎 を訪れました。
場所・外観

宇都宮市一ノ沢町、大谷街道沿いにある2階建て。のぼり旗や看板があるので見つけられると思います。2階部分の看板には “SINCE 1983” の文字がありましたが、建物自体はけっこう新しめです。
アクセスについては、駐車場が建物の脇に4台分ありますので車での訪問が便利。公共交通機関を利用する場合は、鉄道の駅からは離れているのでバスも利用した方が良いです(最寄りバス停「陽西中西」から徒歩5分ほど)。

ぶどう柄のステンドグラスのドアで素敵にお出迎え。ちょうど先客の方が出てこられるところで、入れ違いで店内に入りました。
店内の様子

女性の店員さんが迎えてくださいました。許可をいただき店内を撮影。
天井や床・柱・椅子など木がふんだんに使われていて、とても温かみのある店内です。キッチン向きカウンターが4席、艶のある一枚板のカウンターでとても良い。
お話を伺ったところ、大谷街道の拡張に伴って2011年にお店を建て替えたのだそうです。だからお店の歴史に対して建物が新しいのですね。

窓際には丸テーブルがありますが、窓に向かって椅子が配置されているので席数は少ないです(丸テーブル3卓に対して椅子4脚ほど)。よって少人数での来店がおすすめですね。
コーヒーの銘柄表やメニューの表紙と裏表紙、雑貨などにも木が使われており、このお店と共に過ごしてきたであろう経年変化が感じられて趣深い。BGMは流れておらず、静かにコーヒーが楽しめます。
メニュー概要
自家焙煎のコーヒーが中心のメニュー。ドリップコーヒーが主ですが、エスプレッソマシンもあるようです(訪問時は修理中とのことでした)。豆の種類はいろいろ揃います。豆の購入ももちろん可能です。

ケーキセットを注文。この時はレアチーズケーキが無いとのことでチョコケーキ一択でした。コーヒーは「フレンチ」にしてみましたが、中深煎りくらいかな? 香りと苦味を楽しむ、これぞコーヒーというような一杯。

チョコケーキは大きめのカットがうれしい~。チョコチップ(だと思う)が入っていて、食感的にも変化が付いて良いですね。もちろんコーヒーとの相性もバツグンでした。

BGMの無い静かな店内、たまたま他にお客さんがいらっしゃらないタイミングでしたので、コーヒーを飲みながら自分の世界に没入させてもらいました 笑
インテリアにバイクの置物があったりしたので男性マスターも居られるのかな? と予想しつつ退店しましたが、ちょうど入れ替わりで店内に入った男性がいて、おそらくマスターだろうなと。ご夫婦で営業されるお店だったのですね~。
コーヒーが飲めない頃の私だったらやっぱり来られなかったであろう珈琲店。月日が流れ、珈琲専門店への訪問も楽しめるようになった自分の成長? にしみじみ。宇都宮ではこのところオープンして数年の新しいお店に行くことが多かったけれど、長年続く歴史あるお店に行くのも良いものだなあ。
店舗情報

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