この記事に書いたのは2020年3月にカフェとして訪問した頃のものです。
2019年8月3日、さいたま市の羽根倉橋の近くに自家焙煎の珈琲店、栗原coffee（クリハラコーヒー）がオープンしました。荒川サイクリングロードを走るサイクリスト達に愛されるお店になっています。
場所・外観
国道463号を少し逸れたところにある住宅地。店主さんご実家の庭の一部に建てられた新築の店舗です。駐車場もあるので車での訪問でも大丈夫。さいたま市の「さいクルステーション」にもなっておりサイクルラックや空気入れ、工具など自転車用設備も整っています。
店内の様子
ご夫婦で営業（奥さまお1人で営業される日もあるようです）。14時前に入店したのですがほぼ満席！人気なのですね～。許可をいただき他のお客さんがお帰りになってから撮影。天然木の家具、クラフト作品も多く飾られ柔らかで温かい雰囲気です。
客席は2人用のテーブル5つとキッチン向きのカウンター。テラスにも席がありました。このカウンター席は前の壁に高さがあり、ひとりカフェにも良さそう。BGMはUSENの洋楽かな。
ホットコーヒーを注文すると選んだカップで提供してもらえるという素敵なサービスがあります。入口付近の棚にカップが並んでおり、凝ったデザインのものが多くて見るのも楽しいです。画像右上に写るロボット柄のカップは益子焼の作家さんのもの。私も好きな益子焼、ここでも出会えてうれしいです。
メニュー概要
コーヒーの焙煎は独学とのこと。コーヒーに関するさまざまな資格を取得されており資格関連のお仕事のため臨時休業されることもあるそうです。
昼食を食べずに訪問したためまずは軽食を。程よく柔らかで食べやすいバケットにスパイスの風味が効いたチキンがたっぷり。実をいうとややチキンが苦手な私ですがおいしくいただきました。
ケバブのあとは栗原コーヒーセットも注文してゆっくりしました。春の訪問でしたので季節的にぴったりな桜のスイーツをチョイス。ほんのりピンク色のチーズ部分に柔らかめのタルト、桜の花もあしらわれてかわいい。ムースのように軽やかでした。
こちらのブレンドは“アフターミックス製法”。豆を一種類ずつ、一番味わいの良い状態まで焙煎して後から混ぜているのだそう。手間と時間をかけて作られるこだわりです。酸味が無くマイルドな苦みで飲みやすかったです。
こぢんまりとしたかわいらしい空間、温かみのあるインテリアで好みでした。場所柄サイクリストのお客さんが多くタイミングによっては混雑すると思われますが、機会を窺ってまたゆっくりしに訪問してみたいです。
店舗情報
