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une brise / 埼玉県川越市 ◇ ドライフラワーがいっぱい!ガラス張りの蔵カフェ

蔵の街・川越に2020年8月29日にオープンした 花とカフェ une brise(ユヌブリーズ)。明治時代に建てられた蔵を使ったお店らしいとのこと。古い建物のカフェが好きな私は訪問するのを楽しみにしていました。

場所・外観

埼玉りそな銀行 蔵の街出張所◇埼玉県川越市
登録有形文化財の埼玉りそな銀行

埼玉県の川越は 蔵の街 と呼ばれ、特にメイン通りである一番街の、ずらっと並んだ重厚な蔵の風景が特徴的。その中で異彩を放つのが「埼玉りそな銀行 蔵の街出張所」。ユヌブリーズに向かう時は、この洋館の向かい側に伸びる路地に入っていきます。

公共交通機関で訪問する場合は、西武線の本川越駅や東武線の川越市駅から。駅から蔵の街並みまではお散歩がてら15分くらいは歩くことになります(バス利用で短縮可能)。車で向かう場合は駐車場はありませんので、近隣コインパーキングを利用します。

une brise◇外観
蔵カフェには見えない外観 2022.1 撮影

ユヌブリーズはガラス張りの美しい建物でした。でも、蔵カフェには見えないな・・・? 訪問後に調べてみましたら明治33年建築の蔵を囲うようにしてガラス張りの建物が造られているそうです。これなら経年変化にも強そうですね。

 
リーネ
グーグルストリートビューで過去を追ってみると外側部分も以前から存在しており、ガラス張りにリノベーションしたようです。
une brise◇外観
 ファザードにもこだわりが詰まる

ガラス越しに桐ダンスと欄間の美しい彫刻、そして “整理整頓” と力強い文字の書が見えます。この時点でも多くの見どころがあり、相当こだわって造られているお店だな~と感じました。

入店すると左側にカフェの注文カウンターがあり、右側がドライフラワーショップになっています。カフェを利用する場合は、まず注文と会計を先に済ませてから利用する席を選びます。

店内の様子

カフェスペース(1階) 2020.11 撮影
カフェスペース(1階) 2020.11 撮影

カフェの客席には2階建ての蔵を使っています。1階にはテーブルが3つありました。白い壁に格子状に通る柱、飾られるドライフラワーがアーティスティック。天井の低さも蔵ならでは、おこもり感があります。

une brise◇カフェ店内(2階)
カフェスペース(2階) 2022.1 撮影

階段を上がって2階へあがると、2人用テーブル中心に5卓あります。茶色中心でさらに落ち着いた色調にまとめられており、隠れ家的な雰囲気。小さい窓しかないので照明の光が映え、昼間でも夜カフェのような気分が楽しめます。

une brise◇カフェ店内(2階)
落ち着いた雰囲気にまとめられています

むき出しの太い梁には「明治三拾三年」と建築当時の文字が入り、迫力があります!このお店のもう一つの柱であるドライフラワーも飾られているのですが、おそらく開店当初から同じものが使われているんじゃないかな? 茶色へと変化したドライフラワーはアンティークになったようでこれもまた美しい。茶色が基調の空間と同調するかのようです。BGMはゆったりした雰囲気の音楽が流れていました。

メニュー概要

<2022.1 訪問時>
○ フード ワンプレートランチ(限定20食、14時まで)
○ スイーツ 日替わりケーキ、シフォンケーキ
○ ドリンク コーヒー、ハーブティー、りんごジュースなど

フードは2か月ごとに内容が変わるワンプレートの「ゆぬ蔵ランチ」のみ。特にドリンクにオリジナリティが感じられ、ハーブティーと他の飲み物とのミックスドリンクなど、他店ではあまり味わえないものが楽しめます。予約も可能です。【ホットペッパー】

 
リーネ
カフェラテのエスプレッソに使用する豆は、同じ川越の「glin coffee」のものだそうですよ。
une brise◇ゆぬ蔵ランチ
「ゆぬ蔵ランチ」 2020.11

初訪問はオープンして3か月後の2020年11月。近隣の福祉施設で作られた自家製酵母パンをメインに、スープや野菜のおかずがたっぷりのワンプレートランチ。パンに塗るのはおそらく塩味の生クリームだと思うのですが、バターより塗りやすくて良いです!これは感心したなあ~。

une brise◇狭山茶の豆乳シフォン / バタフライピー&マンゴーラッシー
「狭山茶の豆乳シフォン / バタフライピー&マンゴーラッシー」 2020.11

柔らかさが自慢だという シフォンケーキ も気になったので、ドリンクと一緒に注文してゆっくりと。しゅわっとした音も出て(私好みのシフォンから出るサイン!)豆乳のためか上品なお味でおいしい!アイスクリームも2種類から選べていちごにしましたがこれも上質なものでおいしかったです。

ガラスのコップも美しいドリンクは バタフライピーとマンゴーラッシー の組み合わせ。斬新ですね~!色合いが美しいだけではなく、通常のラッシーよりさっぱりしておいしかったです。

 
リーネ
この日はカメラを忘れるという痛恨のミスをし、スマホで撮った画像になってしまったのが悔やまれます。
une brise◇ゆぬ蔵ランチ
「ゆぬ蔵ランチ」 2022.1

2度目の訪問は約1年後、ちゃんとカメラを持って(笑)。前回の訪問で感嘆した塩味クリームは健在!お肉のおかずも少しありますがやっぱり野菜がメイン。今回のプレートでは金柑を使ったカプレーゼが印象的でした。フレッシュな柑橘とチーズが合う合う。

une brise◇紫芋ラテ
「紫芋ラテ」 2022.1 撮影

食後には期間限定の紫芋ラテを。クリームがもりもりでスイーツを兼ねるようなドリンク。お芋の風味も程良くありましたが、ざらざらした感じはあまり無かったのでパウダーを使っているのかもしれませんね。

カフェ時間を楽しんだ後はドライフラワーショップの方も拝見。生花をご自分たちの手でドライフラワーに加工しているそうです。上から吊るされた色鮮やかな花々たちは色鮮やかで、とても美しい。古い素材と花々を組み合わせた作品も素敵でした。花束やリースなどのオーダーも受け付けているので、詳しくはお店のインスタグラムをご覧になってみてくださいね。

une brise◇店内
お店のシンボルである娘さんの絵画(未完成)

店名であるune brise(ユヌブリーズ)はフランス語で 優しいそよ風 という意味なのだそうです。このお店を運営しているのは 障がい者就労継続支援事業所の「きぼう工房」。障がいのある方々と福祉施設で働くスタッフさんが誇りを持てるような仕事を作り出したい、という思いからこのお店がスタートしていたことを訪問してから知りました。

しかもコロナ禍でお店がオープンとなり、大変な状況が続いての営業となっています。でも綺麗なお花と優しさであふれるこの場所は、今後も多くの人に愛されていくだろうと感じました。私もまたこの場所に足を運びたいなと思います。

店舗情報

une brise◇看板

花とカフェ une brise(ユヌブリーズ)
サイト
カフェのサイト
きぼう工房のサイト
インスタグラム
カフェ予約 【ホットペッパー】
※駐車場:無し
※西武線「本川越駅」から徒歩15分程度
※キャッシュレス決済:利用可能
※Wi-Fi:利用可能
(最新の情報はお店のSNS等で確認してください)

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une brise◇埼玉県川越市
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