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Cafe mikumari / 栃木県芳賀町 ◇ のどかな田園地帯のフレンチカフェ

宇都宮と隣接する芳賀郡芳賀町。宇都宮に近いエリアに工業団地はありますが、豊かな自然環境を生かしたお米、果樹など農業が盛んでのどかな風景が広がる場所。そんな芳賀町に2006年9月にオープンしたのが、フレンチをベースにした料理が楽しめるCafe mikumari(カフェ ミクマリ)です。

 
リーネ
カフェめぐりを始めたころに出会った思い出深いお店のひとつ。拙すぎるので直接リンクは張りませんが、よろしければ古い記事までたどってみてください。

すごーく久しぶりにここへ。道ももうあやふやだったけれど、きっとここだ!ってやっぱり思い出した。まあるい独特のフォルムの建…

場所・外観

Cafe mikumari◇遠景
かつての私はここから見つけました

住所は芳賀町東水沼。芳賀町の西側で工業団地から南の方・・・今はグーグルマップのおかげですぐに見つけられますが、私がカフェめぐりを始めたころはそんな便利なものは無かったのです(私はカーナビも付けていませんでしたので・・・)。

Cafe mikumari◇外観
むくり(起り)屋根が特徴的 2020.10

地図でだいたいの見当をつけ付近をウロウロして、遠くからこの丸いアーチのような特徴的な屋根の建物を見つけようやくたどり着けた、そんな苦労も思い出のひとつ。

Cafe mikumari◇store homusubi
手前にあるのはstore homusubi

手前にあるのが古道具などのショップ、homusubi(ホムスビ)。これは6年位前にできたのかな。「火を結ぶ」という意味があるそうです。

Cafe mikumari◇エントランス
2020.10 撮影

homusubiの左側に回るとmikumariのエントランス。中の様子が窺えないのでドアを開ける時は楽しみな気持ちと、ちょっと緊張が入り混じった気持ちがあります。

店内の様子

奥さまに迎えられ、靴を脱いで店内に上がります。靴箱付近に注意書きがありますが店内の写真撮影は禁止なのでご注意を。

店内は白基調の空間に素敵な一枚板のテーブルなど木製の家具、古道具が置かれます。白と茶色でほぼ統一された落ち着きある空間。寒い時季に焚かれる薪ストーブ、その傍らにロッキングチェアがあって、まるで童話の世界のワンシーンが現実になっているような・・・素敵な場所です。

 
リーネ
私が初訪問したのはオープンから1年ほど経った2007年でしたが、独特の世界観がある空間に感動しましたね。それまでめぐってきたカフェとはまた違っていました。

お茶利用限定ですがロフトにも席があり、一面に広がる田園風景を眺めながらティータイムが楽しめます(ロフト席は気候が穏やかな季節がおすすめ。夏や暑く、冬は薪ストーブの熱で暑くなるそうです)。

窓際に増築されたスペースには元あった店内とははっきり変化が付けられました。北側は植物学者の部屋をイメージしたという暗めの色に仕上げられたギャラリーのような空間。南側は船室をイメージしているという、光が良く入って明るいサンルームのような空間。現在は1階のテーブルは6卓になっています。開店初期はご主人がおひとりで営業していましたが、お子さんが大きくなってからは奥様が接客を担当されています。BGMも雰囲気に合うゆったりした曲。

 
リーネ
文章だけでは素敵な店内の様子がうまく伝えられないので、写真撮影が禁止になる前の訪問記もよろしければご覧ください。

GW明け3連休を利用しての実家帰省も最終日。この日は帰りながら栃木カフェめぐりです。まずは、予約してあった「natura…

メニュー概要

<2020.10 訪問時>
○ 食事系プレート(サラダ、カレー、鶏・豚・牛肉料理の5種類)
○ スイーツは定番3種類(プリン、チーズケーキ、ショコラ)
○ 飲み物はコーヒー、紅茶、ルイボスティー、ジュースなど

オープン当初は“natural french cafe mikumari”という名前だったことからも分かるようにフレンチの要素を取り入れた料理がメイン。ご主人が益子にあるカフェ「starnet」で勤務されていた経験から、フレンチレストランではなくカフェとして営業するスタイルにつながっているようです。

 
リーネ
SHOZOがきっかけでカフェが好きになった私は、カフェはお茶する場所だと思っていました。なので食事をメインとするカフェとの出会いはまた新鮮でした。

注文したお品のみ奥さまに許可をいただき撮影させてもらいました(この時のルールではお声がけして品物のみ撮影可能でした)。

Cafe mikumari◇ランチのスープ
「ランチのスープ」 2020.10

食事プレートにはスープが付きます。この時はかぼちゃのスープ。かぼちゃの風味が生かされた優しいお味で、プレートの前にさらっといただくのにぴったり。

Cafe mikumari◇デミグラスカレープレート
「デミグラスカレープレート」 2020.10

今回はカレーにしました。実はこちらでカレーをいただくのは初訪問以来。その当時は黒カレーでしたが改良を重ね、名前も変わってデミグラスカレーとなっていました。そしてミクマリの代名詞のような存在、野菜の採り合せ。色とりどりの野菜が生、煮る、焼く、揚げるなどいろいろな方法で調理されています。野菜そのものが味わえるよう、味付けは繊細に。

Cafe mikumari◇デミグラスカレープレート
野菜畑のような美しい盛り付け

デミグラスカレーはしっかりスパイスが効いています。とろみもあり、スパイスカレーと欧風カレーの中間くらいのイメージかな。スパイス感よりもコクを前面に押し出していた黒カレーと比べると、カレーらしいお味でした。

Cafe mikumari◇parfait brun mikumari / 紅茶
「parfait brun mikumari / 紅茶」 2020.10

食後にスイーツを。ミクマリでは基本的に定番スイーツのみの提供で、私の知る限りでは限定スイーツは初期の頃にしか登場していません。この訪問の少し前に、他の栃木のお店とのイベントで登場した「白いパフェ」が久しぶりの限定スイーツ。その続編となる褐色のパフェがその後に登場。ご縁あって提供期間(2020年10月16日~11月上旬)と訪問できたタイミングが重なり食べることができました。

Cafe mikumari◇parfait brun mikumari / 紅茶
水分と書いてみくまりと読む

秋らしく栗がメインのパフェで、トップに和栗のグラッセ、ドレープのように絞られたマロンクリームが覆います。そして水滴のような形のカラメルクッキーには“水分”、つまり店名入り。

 
リーネ
みくまりで漢字変換するとちゃんと“水分”と表示されます。神様や神社の名前にも使われる古い日本語なのだそうですよ。
Cafe mikumari◇parfait brun mikumari
下側はルイボスジュレとカラメルブラマンジェ

角切りの山栗パウンドを閉じ込めたルイボスジュレ、見た目も凝っています。どれもおいしかったのですが山栗のパウンドが特に印象深かった。山栗ならではの野生味のある風味、香ばしさがパウンドケーキの状態でもしっかり伝わってきて驚きでした!食べ終わった時に思わずため息が出てしまいました。

Cafe mikumari◇テラス席
いつの間にかテラス席も 2020.10

オープン初期のころから独特の世界観を持つ素敵カフェでしたが、10年以上が経過した現在に至るまでに店内の増設、shop homusubiのオープン、そしてこの店外席の増設などますます進化を遂げて驚くばかり。東京からですとさすがに頻繁には行けませんが、今後も一年に一度くらいは訪問できたらなあと思っています。

Cafe mikumari◇エントランス
山のめぐみを堪能しました 2020.10

席数はそれほど多くありませんし、野菜の採り合せなど盛り付けも凝っているためランチタイムの食事はほぼ予約必須。お茶とスイーツでの利用は13:30以降など制約も多いのですが、ぜひ予約しておいしい食事とゆっくりとした時間を楽しみに訪れて欲しい場所です。

参考:約10年前の写真

私が栃木県に住んでいたころの訪問写真。当時のケータイで写真を撮っていたので画像が小さく粗いですが・・・。幻の限定スイーツ「太白芋ロールケーキ」もしっかり食べていました。ロフトから田んぼを眺めながら良くお茶していた懐かしい写真です。

店舗情報

Cafe mikumari◇看板

Cafe mikumari(カフェ ミクマリ)
栃木県芳賀郡芳賀町東水沼1032-12
http://www.mikumari-homusubi.com/(音が出ます)
ブログ
インスタグラム
※駐車場:有り(駅から離れているので車が便利)
※JR線「宇都宮駅」からバス「東中の島」バス停下車 徒歩31分(計1時間くらい)
(最新の情報はお店のSNS等で確認してください)

Cafe mikumari◇看板
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