北本市の西側は荒川が流れ自然豊かなロケーション。この近辺にかつてあったカフェも素敵なところが多かったという記憶があるので、新たにカフェが出来たと知ってこれは行ってみなくては! と足を運びました。2021年11月12日にオープンした Cafe.Plum(カフェプラム)。
場所・外観

北本市の石戸宿、桜堤通り沿い。春には桜と菜の花の美しい風景が見られる 城ヶ谷堤 の北側の住宅地にありました。大きな看板があるので場所はすぐに分かると思います。北本駅からは離れているので、車でのアクセスが便利。駐車場も店舗前にあります。

トレーラーハウスを使ったカフェ。茶色が青空に映えます~。ここはもともと すもも畑 だったのだそう(畑は一部残っています)。いろいろルールがありここは建物を建てることができない土地なので、トレーラーハウスでカフェをオープンしたのだそうです。
入口までの導線は左側が階段、右側が手すり付きのスロープになっており、どなたも利用しやすくなっています。
店内の様子

この時は女性オーナーがおひとりで営業されていました!場所柄、顔なじみのお客さんが多そうですが、初訪問だった私も素敵な笑顔で迎えてくださったのが印象的でした。ご夫婦で営業することもあり、ご主人がいらっしゃる日は「マスターの日」と設定しています。つまり普段の営業はオーナーである奥さまが行いますが、ご主人と一緒に営業される日があり、それがマスターDAYということです。
注文を済ませた後に許可をいただいて空いている部分を撮影。板張りの温かみのある空間に、2~3人で利用するテーブルが3つとキッチン前のカウンター数席という、少人数で過ごすのにぴったりなサイズのお店です。

インテリア等に手作り感があって、アットホームに過ごせる雰囲気です。お近くの方と思われるシニア世代のお客さんがふらりとコーヒーを飲みにいらしていたりと、ほのぼの感が漂います。この時はBGMが流れておらず、他のお客さんのローカルな話題の会話がその代わりでした。

デッキにも席がありました。お天気の良い日はここでコーヒーを楽しむのも良いでしょうね~。
メニュー概要
コーヒー豆は上尾市の 村上珈琲(サイト) の豆だそう。ブレンドやシングルなど種類も豊富に揃います。

ランチタイム内の訪問でしたので、クロックムッシュをコーヒーセットで注文。マスターが学生時代に働いていた原宿のフレンチカフェのクロックムッシュを再現したのだとか。
8枚切りトーストを2枚使っているのでボリュームもなかなか。「デザートの柿は近くの木で採れたものなんですよ~」と提供時に一声添えてくださいまして。適度に柔らか、ジューシーでおいしかったです。

クロックムッシュはハムチーズという王道の組みあわせ(玉子焼と思うものも入っていたけれど違うかな?)に、ベシャメルソースがポイント。単なるサンドウィッチにワンランク上の味が加わっており、どこか懐かしさも感じるような。おいしくいただきました。

基本ブレンドのプラムコーヒーはブラジルやコロンビアなど4種の豆のブレンド。どなたも飲みやすく、冷めてもおいしいコーヒーを目指したのだそう。深みのある苦味が楽しめておいしかったです。リーズナブルなのもうれしい!

退店の会計時にオーナーである奥さまと少しお話させていただき、すもも畑だった土地にトレーラーハウスを建てたことや、ご主人のいらっしゃる「マスターの日」についても伺うことができました。
パリ好きだというマスター限定のメニューも気になっちゃいましたので、次回はマスターの日を狙って訪れてみたいですね。
店舗情報
