埼玉県東部に位置する幸手市。江戸時代から日光街道の宿場町として栄え、観光としては花の名所「権現堂堤」があり、春には桜と菜の花、初秋には曼殊沙華が楽しめます。
権現堂堤に曼殊沙華を見に行く途中で立ち寄ったのが ffee&co. The coffee shop(フィーアンドコー)。移動販売車で営業していた「joyce cafe」を経て、2015年6月10日に現在の場所に実店舗を構えられたという経緯のあるお店です。
場所・外観

幸手駅東口から徒歩15分ほど、倉松川沿いに歩いていくとヤマト運輸の向かい側にあります。駐車場も店舗近くの月極駐車場内にあり(詳しくは【お店のブログの案内】参照)。この日はブラインドが全面下りていて中の様子が窺いにくかったのですが、とりあえずドアを開けて中に入りました。
店内の様子

オーナーご夫妻に迎えられました。コロナ禍ゆえだと思いますが、オープンして半年ほどの頃に訪問した時より客席は減った印象でテーブルが5卓ほど。先客もいらっしゃいましたが席には着くことができました。許可をいただき空いているところだけ撮影、白い空間に落ち着きある色調のインテリアでどなたにも好まれそうな空間。BGMは軽快な雰囲気の音楽でした。

今回の訪問ではほとんど写真が撮れなかったので、雰囲気の参考までに前回訪問時の写真を載せておきます。(この時より客席が減っているのでご注意を)
メニュー概要
コーヒーとの相性を考えているんだろうなあと感じるラインナップ。ドリンクメニューは大部分がコーヒーで、ストレートやアレンジ系などいろいろあり。フードはパンを使ったものが多いです。
訪問記録
初訪問(2015.9)
オープンして3か月ほど経った頃に訪問。前ブログにて記しています。
「もっちり庵」を出てからは、途中で道の駅に寄ったりこのあたりではお気に入りの日帰り温泉施設「百観音温泉」でリフレッシュし…
2度目の訪問(2021.9)

12時前に入店したのでモーニングが注文可能でした。モーニングの存在は知らなかったので、たまたま間に合ってラッキー。まずは2、3口分の小さなグラスでフルーツジュースが出されました。この日はアサイージュースでしたが程よく甘くておいしい~。

半熟玉子とハムチーズのクロックマダムを選択。甘めのドレッシングがかかるサラダ、キリっとした酸味のあるピクルスもおいしい。

玉子の黄身をハムチーズのトーストに絡めていただく・・・シンプルにおいしいですね~。こんなモーニングが楽しめるご近所の方がうらやましいなぁ。しかも12時前まで注文可能というのが素敵すぎる。多少遠方から訪問する場合でも間に合う時間設定ですね。

モーニングセットのコーヒーに、スイーツを追加してゆっくりしました。珍しいなと思ってプルーンのケーキにしてみましたが、これがまたおいしかった!コーヒーは飲みやすい濃さのアメリカーノ。

甘酸っぱいプルーンとシナモンの上品な風味が相まって、生地も程よい甘さでしっとりしていて。クリームもサワークリーム入りなのか、ちょっと軽い味わいに工夫されていて。私の心に残る焼き込み系ケーキでした!また食べたいなあ・・・。
同時刻に居合わせた方には常連と思われるお客さんもいらっしゃいました。2015年のオープンから長い時間が経ち、この場所に定着しているのが窺えましたね。接客時のご主人の笑顔も印象的だったし、久しぶりに訪問してみて良いお店だなあ~と感じました。幸手はちょっと遠くて気軽には行けませんが、季節を変えまたの機会に訪れたいなと思います。
店舗情報

権現堂堤の曼殊沙華(2021.9)




(クリック or タップで画像拡大)
権現堂堤の曼殊沙華。ところどころつぼみの箇所もあり、ちょっと早めの見頃というところでした。花が咲いている範囲が広いので見学しやすいです。(ffee&co.からは少し距離があります。公共交通機関利用の場合は幸手駅からバスに乗るのが良いかと。)