蔵の街・川越にある北欧の要素を盛りこんだカフェに行ってみました。フィンランド語で“かわいいキッチン”という意味のsöpö keittiö(ソポ ケイッティオ)。下北沢で雑貨店として2年半ほど営業し(2015.10.10~2018.8)、2018年9月1日に川越に移転オープンしました。
場所・外観

ソポ ケイッティオがある場所はさまざまなお店が並び賑やかなクレアモールと、大正時代の雰囲気を醸し出す大正浪漫夢通りの間にある「連雀町繁栄会通り」。本川越駅からは徒歩で10分弱ほどの距離なので程良い散歩になりそう。車の場合は駐車場が無いのでコインパーキングを利用します。

大きな看板などは無く、控えめな主張の外観。ガラス張りのため外からも店内の様子が窺え、オープンな雰囲気なので気軽に立ち寄れそうです。
店内の様子

女性の店主さんが営んでいます。先に注文と会計を済ませるスタイル。許可をいただいて少し撮影させてもらいました。客席はこのテーブルひとつとカウンター2席というこぢんまりとした空間。“北欧な純喫茶”を目指して造り上げたそうです。

白基調の空間に、北欧雑貨や本のカラフルな色使いが映えますね~。さりげないかわいらしさで、私はこんな空間が好みだなあと再認識。BGMはジャズとか洋楽でした。

カフェとなったことで雑貨スペースは縮小されましたが、生活雑貨や岡山の「三宅商店」のジャムなどが販売されています。
メニュー概要
コーヒーの豆は国分寺の「Life Size Cribe」(ライフサイズクライブ)から。スイーツの方が種類豊富ですが、フードもあるのでランチ使いにも(ナポリタンは料金追加で大盛りにできますので男性もぜひ)。カフェに移行してから日が浅くメニューに変化がありそうなので、最新の情報はお店のSNSで確認してください。

私はナポリタンが好きなので、やっぱり食べてみなくてはと注文。モチモチ感のある麺に玉ねぎとピーマン、ソーセージという定番の具材。トマトの味は濃くしっかりなのに酸味は抑えめで程良い甘さ!これは私の好みにピッタリのナポリタンだわ・・・おいしかったです。

スイーツは2層になっているかわいらしい見た目のコーヒーゼリー。ライフサイズクライブの深煎りのコーヒーを使ったこだわりの一品です。自家製のゆず茶は熱々で提供され、香り良くやさしい甘さ。冬にぴったりですね~。

バニラが香るミルクゼリーとしっかり濃いコーヒーゼリー。食べてみて少し驚きましたが甘さがほとんど無いので、とてもさっぱり。結果的に甘いドリンクとの相性が良かったです。

川越は和の雰囲気を持つお店が多いイメージなので、こんなかわいらしいお店もあるんだなと発見できて楽しかったです。店主さんもやさしい空気をまとった方で良いカフェ時間が過ごせました。ナポリタンの味が好みだったので、オムライスやプリンなど他のメニューも食べてみたいなあ。いずれまた訪問してみようと思います。
店舗情報

周辺観光

コロナ禍となった今、川越では工夫された手水が見られるようになりました。ソポ ケイッティオからすぐ近くにある「川越 熊野神社」(→サイト)。 室町時代に紀州熊野から分祀された開運・縁結び・厄除けの神社だそうです。

こちらでは「恋手水」と称したビー玉を使った手水が楽しめました。2022年1月いっぱいまではお正月仕様の紅い恋手水で美しかったです。合わせて立ち寄ってみてください。