埼玉県滑川町にあるCAFE BLUE PIECE(カフェ ブルーピース)。「一月三舟」という古道具屋さんが開いた、骨董品やアンティークに囲まれてランチやお茶が楽しめるおうちカフェです。詳細は調べても出てこなかったけれど、2017年ごろオープンしたのかな。営業日は日・月・火曜でそれ以外は畑仕事や古道具の買い付けをされているそう。
場所・外観

住所は滑川町ですが東松山市との境から50mくらい。関越道の東松山ICから車で5分くらいの場所にある一軒家です。駐車場はありますが「場所はスタッフにお尋ねください」とのことだったのでとりあえずお店の脇に車を停め、スタッフさんに教えられた場所に停めなおしてから再度入店しました。
店内の様子

靴を脱いで上がります。男性スタッフさんと女性スタッフさんに迎えられました!みなさんでお出迎えしていただき恐縮です~。許可をいただき撮影させてもらいました。いろんな国からここへ縁あってたどり着いた古い品々がたくさん置かれ、見ごたえある空間。ほとんどの物は販売されているそうです。

大きな窓には和紙や布が張られており適度に調光されています。空間自体は広いのですが客席は4卓ほど。カフェとして見ると贅沢な空間使いですね。(コロナ対策で減らしているのかな?)画像右下の素敵な階段箪笥はこのカフェを開く過程でご縁があった特別な一品。これが元あった場所も素敵だったんだろうなあと思いを馳せます・・・。BGMは音量小さめの洋楽など。
メニュー概要
コロナ禍以前はランチメニューも複数あったようですが、入店時に食事 or お茶を尋ねられ、食事となれば決まったランチが出されるシステム。メニューがあるのは飲み物のみなのでランチやスイーツの内容を知りたい場合はお気軽にスタッフさんに尋ねてみてください。

カフェでいただけるランチとは思えない、割烹料理屋さんにでも来たかのようなお食事にびっくり!すごいです・・・。塩と野菜だけで作ったというスープを初めにいただきましたが、複雑かつ繊細なお味でびっくり。味覚が敏感になっている最初にいただいて正解でした。そして左下の菊花かぶの美しいこと!見た目では分かりませんでしたが4分割され食べやすくなっていました。丁寧なお仕事ですね~。

メインはおそらくロールキャベツかなと思います(スープ以外の説明が特に無かったので推測の域)。どれも丁寧な味付けでおいしい~。キュウリの味噌和えは自分でも作ってみたいと思いました。料理担当の方はいろんなジャンルの料理の経験がお有りだそうなので今後もいろんな料理が登場しそう。
スタッフさんの温かなおもてなしに居心地も良く。この週のスイーツは20分ほどかけて焼くスフレとのことで、注文してゆっくりすることに決めました。焼き立てのスフレをカフェで味わうのは新潟旅行で訪問したあのカフェ以来だなと思い出に浸りながら待ちました。

ほわほわの焼き立てで登場したベリーソースのスフレ。ベーキングパウダーを使わずに作るシェフこだわりの一品だと聞いちゃったら食べずには帰れなかった。スプーンを入れると立ち上がる湯気、くしゅっとなる生地、口に入れたらもう幸せの味でした。ベリーの酸味とも合いますね。

3名のスタッフさんの心温まる接客でアットホームにくつろがせてもらいました。たくさんお話もさせてもらってとても楽しかったです!もっと早く来るべきお店だったと後悔、近いうちにぜひまた訪れたいです。古道具やリフォームなどの相談も受け付けているそう。古道具がお好きな方もカフェでゆったりとした時間を過ごたい方も。ぜひこの“青いかけらの場所”を訪ねてみてください。
店舗情報
