JR北浦和駅東口から歩いて2分ほど、旧中山道沿いにあるファッションビル、パーミンダイゴウ(サイト)。化粧品をメインにやネイルサロン、一時託児施設など女性向けのお店が集まるビルの1階に、Cafe D⁺(カフェディープラス)という焼き菓子をメインにしたカフェが2019年11月1日にオープンしました。
場所・外観

北浦和駅東口から徒歩2、3分。中山道沿いからも入れますが別なお店が通りに面しているため分かりにくいので、裏側に当たる一本隣の道に回ると Cafe D⁺ と店名が入ったファサードがすぐ見つけられます。カフェ専用駐車場は無さそうなので近くのコインパーキングを利用しました。

通路に面する格子窓がおしゃれですね。店内の様子も良く見え気軽に入りやすそう。コロナ禍以後は入口の戸は開けられ通路からオープンになっていました。入店すると女性スタッフさんが迎えてくださり、先に注文と会計を済ませます。
店内の様子


許可をいただき撮影させてもらいました。通路に沿って造られた細長い空間。ナチュラル・シンプルな雰囲気で、お買い物途中の休憩がてらコーヒーや焼き菓子を楽しむのにぴったりです。店内のほとんどは小さなテーブル席なので少人数での利用がおすすめ。

一番奥だけは4人掛けの大きめテーブル。すぐ近くに化粧品の販売コーナーがあるのはファッションビルに入るカフェならで面白いですね。BGMは洋楽など。

注文カウンターやレジ横にはたくさんのおいしそうな焼き菓子が並んでいます。焼き菓子ブランドは“Mocona Bake”と名付けられ、原材料は国産やオーガニックなど厳選したものを選び保存料不使用などこだわって作られています。詰め合わせの注文も可能なのでプレゼント利用にも良さそうです。
メニュー概要
軽食と焼き込み系ケーキが楽しめるラインナップ。コーヒー豆はさいたま市南区の「自家焙煎珈琲店 リフォルメ」、紅茶はアメリカのティーブランド「スティーブンスミスティーメーカー」のものを使用しています。
訪問記録
初訪問(2020.2)

初訪問時はバスクチーズケーキを注文。表面に強く焼き色がついていますが苦みはなく、スタンダードなチーズケーキでおいしい。コーヒーはとりあえずでブレンドを選びましたが酸味は少なく、焼き菓子に合いそうなすっきりとした苦味でした。
2度目の訪問(2020.10)

2度目の訪問ではハーフのサバサンドとヴィクトリアケーキに、前回同様ブレンドを。ヴィクトリアケーキのマロンクリームは乳製品の味が強いけれど生地はしっとりしていて食べやすく、苦みの強いコーヒーとも合いおいしかったです。

サバサンドは北浦和にある3店のコラボメニューとして誕生(「ろばた焼 和和」の炙りしめ鯖、「エトワール」のパン)。6月に期間限定で登場して好評だったため、木曜~土曜限定で登場するようになった人気メニューです。厚みがあっておいしいしめ鯖にキャロットラぺ、大葉と・・・さらにガリが入ってる!いろんな具材の風味や酸味が合わさり絶品でした!魚好きな方には特に食べてみて欲しいなあ。
パーミンダイゴウビル自体は1986年(昭和61年)に建てられたそうですが、地域に根付いた雰囲気がとても素敵。私が訪問した時にはお買い物の休憩と思われるマダムのお客様が多かったです。北浦和でおいしい焼き菓子とコーヒーでちょっとひと息・・・という時にうれしいお店。また北浦和周辺でお茶する時には立ち寄りたいと思います。
3度目の訪問(2022.3)

久しぶりの再訪ではチーズトーストを発見!2021年春から加わったメニューだそう。サバサンドと同じくエトワールのライ麦パンですが、厚みにちょっとびっくりしました。ナイフを入れるとグリエールとマリボーのブレンドチーズがとろり、パンはふっかふか。チーズの旨味だけでもおいしいのですが、付いていた蜂蜜を途中からかけてみたら甘じょっぱくてさらに食が進んじゃいました。シャキシャキの人参ラぺと酸味の効いたピクルスも口をさっぱりさせてくれて良いですね。軽めのランチとしても需要がありそうなメニューでした。

チーズトーストはドリンク付き、しかも好きなものが選べます。このごろ急に暖かくなって冷たいドリンクが飲みたかったからうれしい!オーガニックの生姜やスパイスがたっぷり入っています。甘さはほとんど無いのでとてもさっぱり、途中でひらめいてチーズトーストに付いていたはちみつを入れてみたら、ほんのり甘みがついてまたおいしかったです。

今春から登場の新メニューもあり、さらに魅力を増しているお店。この日は人気のサバサンドはすでに売り切れており、評判が高まっている様子でした。サバサンドを確実に食べたい場合は予約することをおすすめします。
店舗情報
