日高市にある巾着田(きんちゃくだ)は日本最大級の曼殊沙華の群生地として有名。9月中旬~下旬ごろには500万本の真っ赤な曼殊沙華が咲き誇ります。初秋のお出かけにぴったりの場所。
巾着田の近くには雰囲気の良いカフェがいくつもあるので、合わせて立ち寄ってみてはどうでしょう。今回は2021年5月1日にコワーキングスペース&古民家カフェとしてグランドオープンした CAWAZ base(カワズベース)へ。
場所・外観

CAWAZ baseがあるのは川越日高線(県道15号)から北側に少し逸れたところ。駐車場があるので車でのアクセスが便利ですが(店舗前の他、少し離れたところに第2駐車場も有り)、県道15号を逸れてからは道がけっこう狭いので運転お気をつけて。公共交通機関を利用する場合は西武秩父線の高麗駅から徒歩15分程度で到着できます。

カフェ&コワーキングスペースの建物は築60年ほどの古民家をリノベーションしたそう。新築かな?と感じるくらいとても綺麗に改装されています。入店すると女性スタッフさんが迎えてくれました。まず入口近くのカウンターで注文と会計を済ませてから席に着きます。
店内の様子

許可をいただき撮影させてもらいました。テーブルやソファー、眺めの良い窓向きの席などいろいろ用意されています。こちらはコワーキングスペースとして使うことも可能です。

全体的に落ち着きある色調でまとめられており、食事にお茶に仕事に・・・とリラックスして時間が過ごせそうです。薪ストーブもあったので寒くなってから来るのも良さそうだなあ。BGMは洋楽でした。

店外にはペットを連れての利用も可能なテラスやウッドデッキ席もあります。天気が良ければ自然の風を感じながら過ごすのも気持ちよさそう。
コワーキングスペースとしてはカフェと兼用の場所の他にも離れがあり、個室もあるそうなのでオンラインミーティングもできるとのこと。詳しくはお店のサイトをご覧ください。
メニュー概要
ランチタイムの設定があるので、食事で利用する場合には時間にご注意ください。コーヒーはハンドドリップとエスプレッソマシン系どちらもあり。お茶の名産地ならではの和紅茶や抹茶ラテにもこだわりが感じられます。

お店の雰囲気にも合うBBQプレートをドリンクセットで注文しました。ドリンクは「狭山和紅茶 茜」をアイスで。和紅茶ならではのほんのり甘くて優しい風味、すっきりおいしいです。

串焼きのお肉が2種類、そして大胆に大きくカットされたグリル野菜でBBQ気分が楽しめます!中東の要素が入っているのも特徴で、フォカッチャはデュカというナッツやスパイスをブレンドしたものが入ったオリーブオイルにつけて。フムスというひよこ豆のペーストはそのまま食べても野菜につけても楽しめます。

金串に刺さったお肉にはちょっと気分が上がっちゃいました。ヨーグルトソースで食べるタンドリーチキンはスパイスとヨーグルトの酸味が合う~。もうひとつは豚肉だと思いますが、サルサのようなちょっとピリ辛のソースがかかっていてこちらもおいしかった。炭水化物の要素が少なめのヘルシーなプレートでした。

スタッフさんと少し言葉を交わして退店。カフェとしてもなかなか良い場所でしたが、コワーキングスペースやキャンプ、民泊といろいろな使い方ができる場所。今後も可能性が広がっていきそうだと感じました。

近くの川にすぐ出られるとスタッフさんに教えていただいたので帰りに少し散策。遊歩道もあってとても気持ち良い場所でした。東京都心からも2時間未満で行けるので、自然を感じにぜひお出かけしてみてください。
店舗情報

巾着田の曼殊沙華(2014年)
(クリック or タップで画像拡大)
過去に撮った写真ですが、巾着田の曼殊沙華の写真を(2014年に撮影)。